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カレーなるジャーニー(栄華期編①)

突然ですが、カレーが好きです。
現在に至るまでのカレー遍歴(カレーなるジャーニー)について書いてみたいと思います。

今回は栄華期編①(料理編)です。

カレー好きあるあるですが、だんだん食べるだけでは飽き足らず、自分でも作るようになります。私もご多分にもれず、スパイスを買い揃えてカレー作りを始めました。

まずはこちらのレシピ本を購入して作ってみました。

初めてにはちょっとレベルの高い本だった気もしますが、中には難易度の低いものもあり、初心者でもなかなか美味しく作ることができました。初めてのスパイスカレーは当時の一人暮らしの台所がスパイスの香りで満たされて、一体ここはどこの国だろうという気分になりました。

自分で作るようになるとスパイスひとつひとつの個性もわかってきて、面白いです。カレーをカレーたらしめるターメリックの色とコリアンダークミンの香り、カルダモンの爽やかで高貴な香り、マスタードシードをテンパリング(オイルに香りを移す作業)するときのパチパチと弾ける音と香ばしい香り、フェンネルをかみしめた時の清涼感、などなど。。。お店でカレーを食べる時も時々何のスパイスが入っているかわかることがあると嬉しいです。

ただ、これもあるあるだと思うのですが、一つのスパイスは一回に少ししか使わないため、たまに作るだけだと賞味期限の切れたスパイスだらけになってしまいます。ということで一時的なマイブームの後はなかなか自分では作らなくなってしまいました。。。

ですがその後、押上にある「スパイスカフェ」というカレー屋さんのスパイスキットというものを見つけたので、再び家でも作ってみました。

これが本当に本格的で美味しいのです!タマリンド(甘酸っぱいフルーツの果肉)などの手に入りにくいスパイスもキットに入っているので、サンバル(酸味のあるスープのようなカレー)も自宅で作ることができたのは感動でした。

これと合わせて「スパイスカフェ」のレシピ本も購入しました。

こちらにはカレーだけでなくスパイスを使ったいろいろな料理が載っています。キャベツやカリフラワーなどの食材もちょっとスパイスを加えるだけで、いつもと違った顔を見せてくれます。スパイスというのは改めてそれぞれの食材の魅力を引き出すものなのだなあと実感しました。

ちなみにお気に入りのレシピは熱々のオイルをまわしかける時の香りと音がたまらないキャベツのマリネ、マスタードシードとターメリックの効いたマッシュポテト、クミンの香りが食欲をそそるカリフラワーとグリンピースの蒸し煮です。

今後はもうちょっとスパイスと仲良くなって、日常的に取り入れていけたらいいなと思っています。


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