カレーなるジャーニー(革命編②)
カレーなるジャーニー、革命編の続きです。
奇しくも OLD NEPAL TOKYOを訪れる少し前に、前世リーディングでネパールにいたことがあると言われていた私は、すっかりネパール熱に火がついてしまいました(笑)
前述のレシピ本はレシピだけではなくネパールの食文化についてもいろいろと紹介されているので、読み物としても面白いです。
その中に「ダルバートは味噌汁とご飯のようなもの」という記述があり、「そういえば味噌も大豆から作られているから味噌汁も豆のスープだ!」と気づいて密かに興奮していました。
※ダルバートとは、ダル(豆のスープ)+バート(ご飯)にカレーやタルカリ(野菜のおかず)、サーグ(青菜炒め)、アチャール(箸休め)などを組み合わせたネパールの定食スタイルです。
それからインド料理と比べるとスパイスの使い方がシンプルで、タルカリやサーグ、アチャールなどの組み合わせも何となく和食と通じるところがあるなと感じました。
以前水野仁輔さんのnoteでこんな面白い記事もありました。
最終的には今までのカレーなるジャーニーはインドではなくネパールに続く道だったのかもしれない!とまで思うようになりました(笑)
ここまでくるとダルバートを作ってみない訳にはいきません。
レシピの中から作りやすそうな組み合わせをピックアップして挑戦しました。カレーはちょっと邪道ですが、一緒に購入したスリランカのカレーキットを使うことにしました。
ところが、ダルとタルカリとアチャールを作ってからカレーを作ろうとしたところ、最初に鶏肉をスパイスでマリネして2時間以上置くことが判明し、翌日に持ち越しとなりました。。。(よい子の皆さんはレシピを最初に確認しておきましょう。)その日はとりあえずインスタントのカレーで凌ぎました(涙)
翌日満を持してカレーとサーグを作り、初めてのダルバートの完成です!
手前味噌ながらかなり美味しくできて、家族にも好評でした。
実際に作ってみて、ダルやカレーは少し手間がかかりますが、タルカリやサーグやアチャールはダルバートとしてだけではなく、日常のおかずとしても食卓溶け込みそうだなと思いました。
マンネリ化した食卓の文字通りスパイスになりそうです。