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カレーなるジャーニー(黎明期編)
突然ですが、カレーが好きです。
現在に至るまでのカレー遍歴(カレーなるジャーニー)について書いてみたいと思います。
今回は黎明期編(インド編)です。
それはまだカレーが好きになる前のことだったのですが、インドに旅行に行ったことがあります。旅行好きの友達と2人、初めてのインドだったので、デリー、アグラ(タージマハル)、ジャイプールという観光のゴールデントライアングルと呼ばれる都市をめぐるツアーへの参加でした。ツアーと言っても参加者は最小催行人数2人の私達だけで、ガイドのサンジェ(なぜか今でも名前を憶えている。。。)と運転手さんと私達4人での旅となりました。
この旅のことは話すと長くなるので、とりあえずカレーに関係するところだけかいつまんでお話します。
まず、覚えているのは行きの飛行機の中で出たカレー味のスナックがとても美味しかったということです。インドにはいわゆるカレー味というものはないので、要はスパイスの効いたスナックということなのですが、のっけから「さすがインド!」と思いました。
それから、食事はほぼ全てがカレー味という印象でした。当時の私はスパイスの知識もなく、違いもわからなかったので、スパイスの効いたもの=カレー味との認識でした。最初は珍しがって美味しく食べていたものの、段々と飽きてきて「またカレーか」と思っていた記憶があります。
そして、そのスパイスの過剰摂取が原因だったのか(生水には一応気をつけていたので)、最終日の前日にはついにインドの洗礼を受け、私も友達もひどい腹痛でベットの上でのたうちまわることになります。。。一時は本気で「遺体はガンジス川に流してください」と遺書を書こうとすら思ったのですが、何とか回復して帰国できたので、今となってはいい思い出です。
もう一つ覚えているのは、ガイドのサンジェがしょっちゅう「チャイなど飲みますか?(結構な濁声)」と言って休憩を勧めてきたことです。(自分が休憩したかったからだったのか?)そのフレーズだけがやけに記憶に残っていて、実際のチャイの味がどうだったかはまったく覚えていないのですが、とにかくインド人はよくチャイを飲むのだなと思いました。
ということで、ここまで書いておいて何ですが、この旅では特にカレーに目覚めることもなかったのです。でも、もしかしたらこの時のスパイス体験がのちのカレー好きに繋がる種を植えることになったのかもしれません。
カレーが好きになった今、インドは是非また行ってみたいです。今度は南インドとか、スリランカもいいですね〜