ほんとの趣味
最近、久しぶりにイラストロジックの雑誌を買った。イラストロジックは、書かれてある数字の分だけマス目を塗っていくと、絵が現れるというパズルだ。私はこれに小学生の時にハマって、一時期ずっと家でも学校でもやっていた。それを、数年ぶりくらいにやった。
やっぱり楽しい。
難しい問題でも、昔は気づかなかった技に気づいたりして、解けると楽しい。手が真っ黒になるけど、鉛筆でシャカシャカ塗っていくのも、気持ちいい。やってもなんの評価もされないし、どうせ景品も当たらないのだろうけど、やっていると、だんだんと本来の自分に戻っていくような感覚になる。
ああ、自分は、こんなのが好きだったんだ。と思う。
それをやる時は、できるだけ時間をかけてやる。なにかと、急いでやるくせがついていることに気づく。だから、わざとゆっくりやる。
この間、久しぶりに友達が家に遊びに来た。私の部屋にあったその雑誌を見つけて「小学校の時からやってたよね。変わんないね〜」と言っていた。やっぱりそうなんだ。
こういうのが好きな自分。だれにも邪魔されない時間。そういうのって、必要だ。
大事にしていこう。