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若手社員の特徴を考える‼︎失敗を怖がらないでは禁句です!

4.5月の新入社員研修が終わってから2か月が経ちました。それぞれの部署に配属されて元気で頑張っている姿を見ると、本当に安心します。

ついつい新入社員だけにフォーカスしてしまいますが、OJTの方も悩む時期がやってきます。最近はOJTのほうが悩んでしまう、なんてケースもありますよ。2年くらいしか年齢が離れていなくても世代差は生じます。1年単位で世の中は変化しているからです。しかも、社会人となってからの1年は大きく成長していくことから、新卒社員との世代差は年齢以上に大きく感じることがあります。



「今まではこうやって育ててきた」「自分のときは…こうだった」とか、過去の経験を新人や若手の方に話されるケースがありますが、絶対にやってはいけません。

価値観が違う、生きてきた時代が違う、今の新人には当てはまらないことが圧倒的に多い。私が20代だった頃と今の新人が求めていることが違いすぎるのです。

ではどのような人が理想の先輩、上司なのでしょうか?

明治安田生命が今春社会人となった学生の方にアンケートで聞かれてましたが、男性では内村光良さん、大谷翔平さん、女性では水卜麻美さん、天海祐希さんが上位にランキングされてます。

どのような特徴があるのか考えてみると、親しみやすさ、知性的•スマート、優しそう、落ち着き、おもしろい、このような雰囲気を持つ方が理想なのだと感じます。話しやすい環境を求めているのではないでしょうか。

今の新人は一位を目指さない、安定志向、出世意欲ないといわれたりしますが、そんなことはないとも思っていて。昔よりはお金と出世意欲が強烈にあるギラギラした人は確かに少なくなりましたが、一位になりたい!出世したい!役職が欲しい!目指すことはさまざまです。
そんな自分の想いを汲み取ってくれる先輩や上司を求めている時代だという気がします。



このように多種多様化していますが、誰もが共通して求めていると感じることがあります。

それは…
「自己重要感」です!

誰もが共通、かなりオーバーな表現かもしれませんが、8年間新卒研修を行っていて1番強く感じています。

今いるチームで、今いる会社で、この世の中で役に立っているのか、自分の存在意義はあるのか。この満足度がないと、やる気が低下したり、自分を否定する、自分を痛めつける、虚脱感に陥る、こんな事になりかねません。



「経験をたくさん積みましょう」と教えることもあるかもしれませんが、失敗を受け入れられる方は少ないです。

失敗したくない新人は、失敗しないように先輩に教えてもらいたいようです。経験して失敗することも時には大切です。自分が成長するには絶対に必要なことだと私は思いますが、成功体験が少ない新人はまずは「成功体験」をすることで次のステップに進むことができます。失敗するのは、一度成功体験を味わった後でも遅くありません。

成功することで、働くことの楽しさ、人から喜ばれる嬉しさを経験でき活力に繋がります。

まずは自分も役に立っているんだ、という自己重要感を経験できるように、先輩や上司の方が環境づくりをすることが大切です。

新入社員に求めることを抱えこまずに、対話して、目標を共通認識していくことがお互いの距離感が近づくことにもなります。


井野さと子





𓏸𓂂𓂃𝒊𝒎𝒑𝒓𝒆𝒔𝒔𝒊𝒐𝒏 / 𝒎𝒊𝒏𝒅𓂃𓂂𓏸

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