私は、自由で、柔らかくて、強いのだ
滝口いず美ちゃんの「生理を整えるワークショップ」。第2回目となるZoomでの講義&ワークを終えました。
2回目の講義は、子宮の構造的なお話。
聞きながら、私は、自分の体のことなのに、なんも知らなかったんだなって思い知らされました。
私は人体解剖図を見るのが好きで、専門家でないわりには人体フェチの傾向があると思っているのですが、一般的に見る人体解剖図ってたいがいこんな感じ(↓)で五臓六腑がメインなんですよね。
で、生殖器に関してはこんな感じ(↓)で別に解説されていることが多いじゃないですか?
それだけが理由ではないでしょうが、私は子宮と膀胱と腸の位置関係というのがよくわかっていなかったですし、体というのは生殖器も内臓も骨も筋肉も脳もすべてが連携して一つのシステムとして動いている、ということは頭ではわかっているんですけど、実感が伴ってなかったんです。
ところが、子宮の構造の講義の中で、いず美ちゃんは彼女の体をフルに使って子宮の動き(と気持ち)を何度も再現してくれたんですよ。
おかげで、これまではイラストで見るように平面的でどこか遠かった子宮の存在が、突然、生き生きと躍動する、命ある存在で、今自分のお腹で息づいているということがリアルな感覚として感じられて、子宮に対する愛おしさが溢れ出てきたのです。
そうか、あなたってものすごく自由で、柔らかくて、強くて、生き生きとしている存在だったんだね、って。
そうしたら、こんな思いも出てきました。
自由で、柔らかくて、強くて、生き生きとしている…それは、本来の私じゃん…。
自由で、柔らかくて、強くて、生き生きとしているのが本来の私なのに、それを「こうでなきゃダメ」「こうあるべき」で抑えて生きてきたから、子宮は苦しくて、筋腫になったり内膜症になったりして、必死に訴えていたのかもしれないな…。
今、ようやく私は自分らしく伸び伸びあれることができるようになったけれど、子宮に自由に柔らかく強く生き生きといさせてあげられないでいるうちに更年期になっちゃったんだな…ごめんよ、子宮…。
ところが、そこまで思った時、突然、子宮の声がしたんです。
もちろん、本当に子宮の声がしたって思ってるわけじゃありません。
ただ、いず美ちゃんがあまりに素晴らしく子宮を演じてくれたものだから、私の中で子宮が擬人化されて、キャラクターを持った存在として私に話しかけてくる想像が容易にできたんだと思います。
子宮は言いました。
「ちょっとちょっとちょっと!なんでもう私のことお役御免にしちゃうの!私まだいるから!子ども産まなくなったとしても、それだけが私の仕事じゃないから!過去形にしちゃって、まるでお別れみたいな扱いしないでちょうだい!」
おお、思っていた以上に強いぞ(笑)
私は、そんな自分の子宮がさらに愛おしくなりました。
子宮はこうも言ったんです。
「あのね、あなたの体の中で私ほど酸いも甘いも知っているやつはいないのよ。酸いも甘いも経験して生き延びた私だから他の子の面倒を見れるのよ」
私)ほ、他の子って、誰?
「そりゃ、あんた、五臓六腑とか骨とか筋肉とか、みんなよ!」
私)お、おっかさんかよ…
「そりゃそうよ、みんなの母よ。私、子宮だもの!」
…キリがなくなるのでこの辺でやめますが、私、脳内でこんな会話をした後に思ったんですね。
ああ、今この年齢になってからだったとしても、子宮を、本来の自分を、ちゃんと見てあげられるようになってよかった、って。
子宮を、本来の自分を、大切にして生きようと決められてよかった、って。
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実を言うと、2回目の講義に入る前、1回目の講義の後に気づいた「栄養」を後回しにする癖についても、こちら(↓)を書いた後に、でっかい発見がありました。
その発見をきっかけに私の食生活が夫も驚くほど激変(もちろん、いい方に)。
それについてはまた機会を改めてシェアしたいなって思っていますが、いやはやまだ1週間強でこんなにも感覚が変わっているとしたら、あと3週間どうなるの。楽しみで仕方ありません!
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