その座り方NGかも?
皆さん今座って聴いてますか?どんな座り方していますか?
椅子に座ってる方、床に座っている方もいらっしゃるかと思いますが、
もし床の上に膝を抱えて、体操座りしている方は要注意。
もし癖になっているなら、普段の座る姿勢変えた方がいいかもしれませんよ。
体操座り、体育座り、三角座りとも言うようですが、実は身体には良くない座り方です。
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日本の学校では体育館や校庭で集まった場合は体操座りが定番ですが、これはどうやら限られたスペースに大人数座るのに都合よいので採用されてきたもので、近年は学校教育でも改善の動きがあるようです。
胡坐が苦手なので、瞑想の時に体操座りでいいですか?と聞かれたことがあるのですが、それはよくないです。日常生活の中でもあまりおすすめしません。
体操座りをしたときの身体の状態を考えると第一に骨盤が後ろに傾きやすいです。
そして、腰や背中がぐっと丸まりますので、顔を前に向けると顎を突き出す姿勢になります。
この姿勢だとまず坐骨に無理な力がかかります。斜めにどーんと体重が乗っるので常にやっていると腰痛の原因にもなりますし、下半身全体の血流が悪くなります。
猫背になって内臓が圧迫されたところを、更に太ももで前側からも押してしまいますしね。
呼吸も浅くなりがちですし、顎をあげれば首にも余計な負担がかかります。
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確か私小学生の時、体操座りでも背筋を伸ばせと先生に言われていたのですが、これは骨盤底筋、腹筋背筋に力を入れにくい姿勢なので、無理があります。一瞬はできるけど長い時間保つことは難しいです。
ヨガのポーズにも何種類か座り方がありますが、体操座りで留まる姿勢はありません。
無理がある姿勢をとることは、心にもネガティブに作用します。気分が落ち込みやすくなりますからね。
女性の方は生理中特に気を付けてくださいね。
骨盤が後ろに傾くと経血の流れがスムーズでなくなりますし、床から冷えが伝わりやすいです。冷えは身体も心も重く感じる原因にもなりますから。
日本人にとっては見慣れた普通の座り方ですが、海外例えばアメリカではやらないそうです。床や地面にに座るなら胡坐で座るのが普通だそうです。
インドネシアも同様です。体操座りしてる人は、そう言えば見たことありません。スクワットでしゃがんでる人は良くいますが。
うちの子供たちに聞いてみたら、学校の体育館などでは胡坐が正しい座り方。時間が長くなって足が疲れたときは前に伸ばして座って構わない、ということでした。
胡坐で座ると骨盤を立てやすくなります。
そして膝を開いたときに自然とお尻の筋肉が働いて、坐骨の負担を和らげて、床や地面から冷えが身体に伝わるのも軽減します。
背筋がすっと伸ばしやすく、胸からおなかが自由に動けますので、呼吸もスムーズになりますので、気分も明るくなってきますよ。
あぐらが苦手な方はお尻の下に硬めのクッションか座布団を敷いて少し高さを出すと快適になります。
股関節に違和感ある方はクッションにお尻を乗せて、正座で足首を横に出すのもいいかと思います。英雄座と言う座り方ですね。
私は瞑想用のクッション、座布をよく使っています。
これ一つあれば背中や腰の痛みの軽減、予防ができますのであると便利です。Amazon、Yahoo、楽天などで手に入りますので気になる方は検索してみてくださいね。
腰痛は特に日常生活に支障をきたし、生産性を低下させる最大の要因の一つといわれています。
ヨガの運動はもちろん、効果的ですが、日常の中で座り方を変えるのは、いつでもできて、安全な方法ですから、ぜひ意識を向けて見てくださいね。
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また次の記事でお会いしましょう。
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