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どういう自分でありたいか

一通のDMから


年の瀬のある日、私の元にとあるDMが舞い込んできました。
それは、とあるプロのヘアメイク・スタイリストさんからメイクをしていただけるというなんともありがたいお誘いでした。

星の話をすると1ハウスに火星(山羊座)、太陽(水瓶座)が入っている私にとって、ビジュアルを磨く部分はかなり大事なコト、だと思います。(しかしいつも後回しにしていてできていない感しかない)

前のめりに「是非お願いしたいです!」というお返事をしたと記憶しています。

宿題に時が止まる


更にその後DMで次のような連絡がありました。

「当日は自分の一番好きなスタイルできてもらうのが望ましいです」

更に更に、宿題が出ました。

「【どういう自分でありたいか】とういうのを当日教えていただきたいです」

一瞬時が止まりました。

自分が持っている服を見返し
「着る服がない!」と一瞬思ってしまいました。

(私の一番好きなスタイルって・・・)
(うーん・・・個別に好きな服はあるけれど、組み合わせとかあまり考えられていないかも)
(自分はこれが好きだ!という視点で服を買っていただろうか)
(このところ、仕事でも着られるように無難な色、デザインのものばかり買っていたかもしれない)
(実用ばかり重視して自分の「好き」が置き去りになっていたかも知れない)
(20歳くらいまでは「好き」ってあったなあ・・・)
(服が生活の中で大分後回しになっていたなあ・・・)

となり、その夜服屋さんへ行く夢を見ました。
ただし、夢の中で服屋には辿り着けませんでした。

そして
【どういう自分でありたいか】
という質問にも、うぅ・・・となりました。

わたし、どういう自分でありたいんだろう・・・・・・?!


言葉を絞り出す


何とかキーワードを紙に書きだしてみました。

あと、ズバリこういう人になりたい!という感じのはないけれど
この人のこういう雰囲気や個性には惹かれる
みたいなことや
身体ならこの人、みたいなのを
ズラズラと書き出してみました。

当日、一人目の方がメイクしてもらっている間、再びその宿題を見直していました。
そしてスタイリストさんが何気なく話す言葉にまたハッとしました。

「どう見られたいかじゃなくて、どうありたいか」

どっきーん、として自分が書き出してみたワードを見返しました。
私が書き出した【どうありたいか】には【どう見られたいか】が混じっているかも?!と。

どうありたいか、は自分から自分に向けられた視点で
どう見られたいか、は他者の視点がはいっているなあ
すごく紛らわしけど、ごちゃ混ぜになりやすいなあ、と。


ニヤけが止まらない


自分の番になり、色々お話をしながらメイクをしてもらいました。
徐々に変わっていく自分の顔に、思わず顔のニヤけが止まりませんでした。
具体的な技術的なこともそうですが
普段自分が使わない色、道具などをたくさん顔に施してもらって
お肌がきれいと100回くらい言ってもらえて
かわいい、きれいと100回くらい言ってもらえて
私の心も全細胞もよろこんでいるのがすごく分かりました。

たのしー!


たのしー!と心が叫んでいて
「さとこさん、こどもみたい」
と言われて
そうかそうか、私は楽しくなると子どもに戻るんだな
と思ったりしました。

メイクって実は「苦手」「うまくできない」「いつもチャチャっと手早くワンパターンになっちゃう」という自分にとっては今一つ楽しめていない感があったのですが、プロの方にメイクをしてもらって「早くメイク道具を買いに行きたい!」とうずうずしました。

その場にいた皆さんから囲まれて写真を撮られるのは
本当に恥ずかしかったです。
(注目されるの苦手。恥ずかしくて自室にこもって布団被りたくなる)
(撮られ慣れている人のメンタルどうなっているんだろう。凄すぎる)

メイクをしてもらった自分の顔がすごく気に入って
一生顔を洗いたくない、と思ったほどです。
そして、そういう顔になった時、自然と顔ってニヤけるんだな、と知りました。

この「たのしー!」という気持ちを全世界に伝えたい、と思って筆をとった次第です。(大げさ)

ステキなメイクをしてくださったkakkyさん、声をかけてくださった方、その場で時間を共有してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
メイクのちから、ご縁のすごさ、ありがたさを感じでうれしくて細胞がプルプル震えました。

これからわたしは【こうありたい自分】に近づくためのメイクやファッションを楽しんでいこう!と思います。

(メイクに至る直前までの時間も色々なことが神がかっていたのですが、こちらは気が向いたら書くかも知れません)

~写真はいろいろ精査してからどこかでアップしたいと思っています~


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