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いつかはお茶事を…

今日は表千家同門会福岡支部の資格者講習会があって、福岡国際会議場へ。
10時~15時の長丁場。
1000人くらいの人が来ていたみたい。
原則着物での参加なので、来ている人の着物や帯を見るのも楽しめる。

早めに着いたので、先に呈茶席へ。
重陽の節句に合わせて、白菊の練り切りが用意されていて、とってもおいしかった。
「開径待佳賓(みちをひらきてかひんをまつ)」の掛軸が掛けてあった。

今日の講習会、午前中の実技は、茶入れ飾り、組合せ点て、薄茶の3つ。
講師の松本宗匠のお話は、とってもわかりやすかった。

茶の湯の稽古の最大の目的は、茶事をすること。
亭主として、客としてのふるまいを身につけること。
実際にできるかどうかは別として、いつかはするんだという思いでお稽古をしなくてはいけない。
お稽古は、茶事を行うためのロケーションを整えて、その中の一点前だと認識すること。
お稽古には便宜上区切りがあるけれど、茶事でいうとどこをやっているのか、考えてお稽古する必要がある。
というお話だった。

そんなふうに考えてお稽古に臨んでなかったなと反省。
良い勉強になった。

そして、お点前の指導では、細かな点をたくさん指摘されていた。
一つ一つの所作に意味があるし、あいまいにせず、丁寧にできるようにしていきたい。
いつかはお茶事を!できるかな…。


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