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好みの書体

水曜の夜はお習字。
1回500円の教室なので、気楽に通ってる。
時間もきっちり決まってるわけではなくて、人それぞれ。
私は1時間くらい書いてさっさと帰ってくる。

きっかけはお茶のお稽古。
うちの先生のところでは毎年七夕茶会をやっていて、短冊に小筆で願い事を書かなくてはいけない。

中学までは書道を習ってたけど、その後筆を持つ機会なんてほとんどなかったから、硯と小筆が用意されてるのを見た時はどうしようかと思った。

で、これはお習字やらないとまずいなぁと思っていたところ、たまたま出会った今の先生の字がとても好きな字だったので、習いにいくことに。

基本的には小筆で書く練習をしていて、毎回短歌とか色々なお手本を用意してくれる。

柔らかい仮名文字がさらさらと書けるようになったらいいなぁという思いはあって練習するけど、文字の崩し方とか散らし方とか、バランスがよくわからなくて難しい。

それなりに真似をして書いてはいるものの、一向に馴染まなくて、全然上達している気がしない。
とりあえず行ってる感じになってしまっていた今日この頃。

今日行ったら、いつもとはちょっと違って、調和体という書体のお手本が用意されてた。

文章も長くて書くのはたいへんそうだけど、パッと見た印象で、結構好きな字だなと思った。
そして書いてみたら、普通に仮名文字を書くよりずっと書きやすい。
なんだかいい感じに書けてる気がする。

先生にも、調和体が合ってるからこれからはその字を練習していったらいいと言われた。

柔らかい仮名文字とは程遠いけど、自分に合った字を練習してうまく書けるようになっていけば、そのうち応用もできるようになっていくような気がする。
何より楽しい。

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