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人を育てることの大切さにも気づけた

今日はNPOの活動があって、門司区の市民センターへ。

今年度、この地域で小地域福祉活動計画づくりをするにあたって、うちのNPOのリーダーが、全3回の講座のコーディネーターをしていた。
その中で、安心して暮らせる福祉のまちづくりをしていくために、表裏一体となる非日常の防災について考えていこうということに。

今回は、この延長戦といった形での防災講座で、引き続き、うちのリーダーが講師をするということで、見学に行ってきた。

小地域福祉活動計画の確認をしたうえで、重点事項である災害対策や防災まちづくりについてのお話。
一方的に話すのではなく、都度ディスカッションの時間を挟みながら進んでいく。

スタート時は、このディスカッションの盛り上がりや反応がいまいちな感じだったのが、災害想定のハザードマップを見たりして、自分たちのまちで起こりうる災害を認識して考えていく中で、みんなすごく前のめりに。

最後に、災害時に備えて、日頃からできることや必要なことを話し合ってもらった時には、とても具体的な意見や取組みについての報告が上がっていた。

講座の始まりと終わりで、こんなに参加者の表情や場の雰囲気が変わるんだなと驚いた。

こうやって、みんなで集まって地域のことを話していく場があることが大事なんだろうと思う。

でも、ただ集まって話したら有意義な話し合いになるわけではなくて、その場をどうつくっていくのか、どういう目的で行うのか、方向性を考えて、そこに向かうような話題提供をしたり意見を引き出したり、そういうファシリができる人の存在が大事だと思う。

地域の中で、そういう役割を担える人がいればいいけど、なかなか難しい。
だからうちのリーダーみたいな人が呼ばれることになるんだろうな。

やっぱり、せっかくならいい話し合いをして、やって良かった、これからも続けていこうって思える場にしていきたいだろうし。

そうやって、外の力を借りることも大事だけど、リーダーの体も1つだし、外からの支援でできることにも限りがある。

地域の中に、地域づくりについて考えられる人、担い手になっていく人、ファシリや場づくりについての知識やスキルを持っている人がいたらいいだろうし、そういう人を育てていくことの大切さにも、改めて気づけた。

講座の詳しい様子はこちらから

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