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香を焚く

昨日はお茶のお稽古。
私はお炭をすることになっていた。
1月は先生の都合で初釜以降お稽古がなかったので、お炭をするのは久々。

火が熾きてお湯が沸かないことにははじまらないので、よく火が熾きるように炭をつげるかいつもドキドキする。

炭をついだ後、お香を2つ入れる。
1つは下火の近く、もう1つは反対側の新しくついだ炭の近くに。
灰が温まってくるとお香が香ってくるように。
これが意外と難しい。

お香を入れてお釜をかけた後、少ししてお香が香ってきたと思ったら煙が!!
どうやらお香に火がついて燃えてしまったみたい。

先生は気にしなくていいと言ってくれたけれど、煙でお釜の底を傷めてしまうので、いったんお釜を外して見てみたら、やっぱりお香が燃えていた。

遠くても香らないのも困るから、下火の近くにと思ったけど、近すぎたんだろう。
次はもう少し考えて入れるようにしよう。

お炭のつぎ方は良かったようで、火がしっかり熾きておいしいお茶をいただくことができたので良かった。

本当はお炭とお薄をする予定が、お休みの人がいたのでお濃茶もすることに。
盛りだくさんのお稽古だった。

昨日の掛軸は「日々聴松風」で、白い椿が生けられていた。

着物は、黒っぽい紬を着るつもりでいたけど、天気が悪かったので暗い色はやめて、赤紫色の着物にした。
この着物にはいつも黄色系の帯を合わせるけど、白地の柄の帯にしてみた。
どちらもおばあちゃんの箪笥にあったもの。

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