芦屋釜の里開園記念茶会
昨日は、芦屋釜の里へ。
「釜と文様~躍動する生き物たち~」という企画展がやっているということで行ったら、たまたま開園記念のお茶会をやっていたので入ることに。
3日~5日で開催していて、4日は表千家のお席だった。
お茶室に入ると、立礼席になっていて、一般の人も気軽に参加できるようになってた。
今は正座ができない人も多いから、こういう配慮は大事だと思う。
正式なお茶席だったら写真撮ったり絶対できないけど、一般向けのお席で、みんなも撮影してたので撮ってしまった。
お軸は「福寿海無量」
開園30周年ということで、おめでたい席だから掛けたそう。
「寿」の字が全然読めない…。
こんなふうに、言葉を知らないと読めないようなお軸が多い。
色々なお軸を見て目を慣らすことも、言葉を勉強することも必要だなと思う。
待合の席にはあやめの絵の色紙が掛けられていて、本席のお菓子はあやめの練り切り。
お茶室から見える池のほとりにはあやめが咲いていて、今の季節をたっぷり感じられるお席だった。
お釜は、芦屋釜の里ができた時に技術指導にあたった人間国宝の角谷一圭さんから寄贈されたものという話だった。
正客のお茶碗は道年さんの作で、即中斎の花押が入っていた。
これで入館料と合わせて500円なんだから、とっても贅沢。
お茶席の後は、庭園を散策。
気候も良くて気持ちいい。
その後、当初の目的だった「釜と文様~躍動する生き物たち~」を観た。
柳と燕が描かれた筒釜が素敵だった。
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