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1月30日

今日1月30日は、赤穂浪士の討ち入りが行われた日です。

1703年(旧暦:元禄15年12月14日)のことでした。

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近年は、年末になると忠臣蔵が放映されるため、いまの暦で12月に起きた事件だと思っていました。

テレビの影響って大きいですね。

いま私たちの生活で、旧暦が入り込むことは無くなりました。

「大寒」とか「啓蟄」とか言っても、「暦の上では」という前置きと、いまの体感とは違う、という注釈がつきます。

それでも日本人は、昔の暦を大事にしているのが不思議です。

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でも、アジアの国々とくらべると、それほど旧暦を大切にしていないかも知れません。

というのは、いわゆる旧正月というイベントの扱いです。

中国、韓国、ベトナム、台湾などでは、1月1日の正月よりも、旧正月のほうが大きなイベントです。

とくに中国本土では春節と称し、旧暦の大晦日から七日間はお休みになります。

なのに、なんで日本は旧正月を祝わないのでしょう。

日本は、明治維新後の西洋化の流れで、旧正月を忘れ去ってしまったのでしょうか。

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そこで、個人的な提案なんですが、日本でも旧正月休日を作っては如何かと思うんですね。

成人の日も旧正月に組み込んで、7連休くらいの休みにしてはどうでしょう。

そうすると、正月の交通渋滞なども分散され、スムーズな移動が可能になると思います。

とくにスキーヤーには、一番雪質の良い時期に長期の休みが取れ、願ったり叶ったりだと思うのですが。

この提案、あくまでもぼく個人的な思いで申し上げています。

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もうひとつ話題を。

今日1月30日は、Jリーグ発足当時の10チームが内定した日です。

1991年(平成3年)のことで、これらのチームはオリジナル10と呼ばれます。

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鹿島アントラーズ、ジェフユナイテッド市原、浦和レッドダイヤモンズ、ヴェルディ川崎、横浜マリノス、横浜フリューゲルス、清水エスパルス、名古屋グランパスエイト、ガンバ大阪、そしてサンフレッチェ広島。

これらのチームには、企業名を出さず、本拠地名をつけることが求められました。

それは、Jリーグの理念である、地域密着を示すものでした。

それから33年、地域密着は浸透しましたが、J3までいれると60チーム(J1:20/J2:24/J3:16)にふくれあがったクラブの経営状態は、どこも問題を抱えています。

選手の年俸も、プロ野球に比べれば、あまりにも少ないのが現状です。

これからの課題は、人気とプレイの質を世界レベルに押し上げ、有望な選手が世界から集まるリーグにすることだと思います。

頑張れJリーグ!


・・・おわり

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