【Vol.413】粘り強く継続する!
【本のタイトル】
理想の人生をつくる 習慣化大全
【著者】
古川武士
【引用文章】
突然ですが、フランスのナゾナゾです。
「『ある蓮池のスイレンは1日で大きさが2倍に成長する。その池がスイレンですっかり覆われてしまうのに30日かかるのだが、では、池の半分がスイレンで覆われるのは何日目だろうか?』答えは、多くの人にとって驚くべきことに、29日目である。池の半分が覆われるのは、スイレンで完全に覆い尽くされてしまうわずが1日前のことなのだ。15日間では池のどのぐらいが覆われるのだろうか?答えは0.0025%である。つまり1ヶ月の中間地点では、スイレンはほとんど気づかれない存在なのだ。」
最初はゆっくりと地味な成長をし続け、あるとき急に結果が出てくるポイントを「ティッピングポイント」といいます。蓮池のスイレンが29日目から急に表出すように、努力の成果は時として、このような二次関数的な傾斜を辿るものがあります。
私の事業パートナーでもある伊藤良氏は、コーチングを始めた時、「いつか本を出版できる自分になる」を目標に毎日ブログで発信し続けることを決めました。しかし、毎日欠かさず記事を書き続けるもアクセス数は一向に伸びません。3年目にして「1000記事を超えて出版の依頼が飛び込んできた!」と思いきや自費出版の宣伝メールばかり。「なかなか結果が出ないですね」と落ち込みながらも更新を続けました。そしてなんと1831日目でついに大手出版社から商業出版のオファーが来たのです。ブログ開始から5年を過ぎていました。
1831日毎日更新という嘘のない、地道な継続が出版社の目に留まり、大ヒットシリーズの著者として出版することになりました。
私たちは投入した努力に対して、直線的な成長を期待しますが、現実は蓮池のスイレンや伊藤さんの例のように二次曲線的な結果の現れ方をすることがあります。努力しているのに成果の上がらないこの時期は本当に心が折れそうになるものです。これを孫泰蔵氏は「がっかりタイム」と呼んでいます。
英単語を一生懸命覚えてもTOEICの点数はすぐには上がりませんし、話せるようにもなりません。
しかし、何年も粘り強く続けた人は、ティッピングポイントを迎えて英語力は必ず上達します。まさに「継続は力なり」です。
その継続を阻む、がっかりタイムを想定済みにすることが大切です。
【具体的アクションプラン】
粘り強く継続する!
→今この瞬間に成果が出なくとも、粘り強く継続する!
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