価値魅力引き出すブーケを束ねながら根本さんとだらだらしゃべる会:5月25日YouTubeライブ配信のこと
こんにちは。
ブーケアーティストの咲凜(えみり)さとです。
先日19日配信の心理学師匠・根本さん主催のYouTubeライブ。ご覧いただきましたあなた、ありがとうございました!
私は、第二部の「ライフワーク」後半に出ております。笑い溢れる会になりました。
まだご覧になっていらっしゃらなければ、こちらからアーカイブをご覧くださいませ。
今週25日(土)も心理学師匠・根本さんのYouTubeライブ配信に参戦いたします。
「価値魅力引き出すブーケを束ねながら根本さんとだらだらしゃべる会」になります。
当日の接続先は、こちらです。
ブックマークして、当日ご覧になっていただけたら嬉しいです。コメントもお待ちしております!アーカイブも残ります。
当日は、源氏物語から、情念の女・六条御息所の魅力をブーケに束ねます。
配信を少しでも楽しんでいただきたくて、本日は、「六条御息所のこと」と「ブーケに込める思い」をご紹介します。
六条御息所のこと
六条御息所は、源氏物語の主人公・光源氏の愛人です。
光源氏よりも7歳年上。
高貴な家柄の出身です。美貌、気品、教養、品格の全てを兼ね備えたパーフェクトな女性。
皇太子との間に娘を一人設け、20歳の時に、皇太子が亡くなり未亡人となります。
光源氏は、彼女に猛烈アタックを続けます。六条御息所は、光源氏を門前払いし続けます。
彼女は、グイグイ迫り続ける光源氏に根負けして、とうとう愛人関係になってしまいます。
愛人になった瞬間、六条御息所は光源氏にのめり込んで行きます。(彼女の中の、依存心が炸裂したのでしょうか…)
品格そしてプライドの高い六条御息所は、自分が歳上である引け目もあって、光源氏の前で素直になれません。
彼女は、自分を守ろうとして本音を抑圧し続けて行きます。そして、一人深く思い詰めてしまいます。
光源氏は、そんな彼女と一緒にいても心休まらず、愛想を尽かして避けていきます。
光源氏には正妻・葵の上がいます。葵の上が身籠り、光源氏は六条御息所のところから益々離れて行きます。
彼女は、光源氏を一目みよう、葵祭にお忍びで出かけます。そこで、正妻とばったり遭遇。
正妻の取り巻き大臣達から「愛人如きが!」と散々言われ、牛車を壊された六条御息所。
大衆の面前で恥晒しにあった六条御息所。彼女は、自分よりも身分の低い正妻・葵の上に、プライドへし折られて深く傷つきます。
六条御息所は、年上の女性としてのプライドから、嫉妬にあれくるう気持ちも面には出しません。
心の奥底に押し込めて、平然を装い続けます。
嫉妬に荒れ狂った彼女は、意識を失ってしまいます。
そして、抑えに抑えた彼女の嫉妬心は、物の気となって葵の上に取り憑きます。
我に返った六条御息所。
自分の着物や髪の毛に、お祓いをする時に使う「芥子(ケシ)」の匂いが染み付いて取れないことから、自分自身が生き霊となったことに気づきます。
年下の愛人にのめり込み、生き霊となってしまった自分自身に対して、彼女は激しい自己嫌悪に陥ります。
六条御息所の抑圧した憎しみの矛先は、葵の上以外の源氏の正妻や最愛の女性にも向かっていきます。
彼女の魅力のこと
私が感じる彼女の魅力をリストアップします。
あなたの感じる彼女の魅力も、こちらのコメントや各種SNS通してコメンいただけたら嬉しいです。
彼女の狂おしいほどの愛情・憎悪・嫉妬、気品とプライド、叶わぬ恋の儚さをブーケで表現してまいります。
濃く深い色合いの花々を重ね合わせて、色で魅せる手法を使って束ねる予定です。
束ねながら、一つ一つの花に込める思いをご紹介させていただく予定です。
集中するあまり、黙ってしまう場面もあるかもしれませんが。
「さとは、黙ってた方が良い!」とご指摘多く受けますので笑
受け入れ難い感情とその解放
紫式部は、誰もが心の奥底にある、受け入れ難い感情の数々を、六条御息所を通して魅せてくれます。
六条御息所は、情念深い女だと言われています。情念って、こんな意味合いがあります。
湧き起こる受け入れ難い感情を、自分自身や他者を傷つける方向ではなく、いかに健全に解放して昇華していくか。
私は、長年このことに苦しみ取り組み続けてきました。
そんな私がやっと見つけた手段の一つが、「ブーケ」「ブーケ・グループセッション」です。
ブーケを創造していくことで、様々な感情を解放・昇華させ続けています。
もう一つの手段は、「笑い」です。
「笑い」は、今までで最も過酷だった闘病中に私を癒し救い続けてくれました。
「花」と「笑い」に溢れた会になること間違い無いかと思います笑。
土曜の朝、チラ見しつつ聞き流していただけたら嬉しいです。
今日もお読みいただきありがとうございます。引き続き素敵な1日をお過ごしくださいませ。
咲凜(えみり)さと
追記
六条御息所の物の気を見たのは、光源氏だけだったそうです。光源氏の罪悪感が、「もののけ」となって表れ出たようにも感じます。