
ブーケレッスンのこと:ひまわりといえば、あの方!見慣れぬ型に戸惑い泣き。過去のひまわりブーケ作品羅列。
こんばんは。
ブーケアーティストの咲凜(えみり)さとです。
なんとなく涼しくなっているようにも感じます。息ができなくなるようなあの酷暑は過ぎ去った感じもします。ゲリラ豪雨に雷雨は、相変わらず頻繁にやってきますが。
今日は、私が受けるジャルダン先生のブーケレッスン備忘録です。
見たり飾ったりする分には、良いのです。お水も少なくて済みますし。束ねるとなると、とても厄介な夏の花です。
ひまわりのブーケ
今回は、「ゴッホ」がテーマでした。額縁に入った、ゴッホのひまわりをブーケで再現することが狙いの一つでした。
歴代ひまわりブーケ
お写真表示されるまで時間かかってしまいます。
ゴーギャン
ミントレモンケーキ
光と陰
ヒマワリのブーケ あわいろノスタルジー
ひまわりブーケの難しさ
ひまわりの難しさを列挙します。
顔が大きくて、首がしなって角度が安定しないこと。
大きなコは、目立ちすぎてしまう。
お顔の角度が安定せず、束ねた時の向きが定まらないこと。
ひまわりの周辺が、穴あきになってしまう。
私は、ひまわりをブーケに束ねることは苦手です。今回も、泣かされました。ひまわりの向きを定めることが難しくて。
ひまわりのお顔を1/3埋まるように入れてみたり、「ひまわり丸見え」を避けながら、色々な方向に顔を向けることに四苦八苦しています。
今回の花材は、こちらです。
泣かされました。
ひまわり以上に泣かされたものがあります。
スパイラル太すぎ問題です。左手が限界でした。額縁に入ったひまわりを再現するために、枝物が大量に入っていたからです。しかも、かなりの太さの枝でした…スパイラルに馴染ませるのが大変でした。
額縁を創ることも慣れなくて、泣かされました。ひまわりの周りを枝物で囲むスタイルも初めてでした。とにかく戸惑いました。
枝物をどうしてもチョップ入れしてしまう癖が出てしまって。チョップ入れとは、ブーケを縦に割るように花材を入れる束ね方です。
ブーケの部分が枝物で隠れて、「額縁めり込むひまわり」になっていました…これじゃ、高くは売れません…
枝物の太い枝をスパイラルに馴染ませつつ、額縁を花の塊にめり込ませずに周囲を覆うように作り込む。
なんてこった、そんなのできる訳がないではないか!
完成形です。
歪な形になっているのは、最後に太い枝物を若干無理やりはめ込んだからだと、言い訳します。
次回のレッスン備忘録は、常夏の国のブーケどまりえです。結構お気に入りのブーケになりました。その次は、これまたゴンブトスパイラルのブーケ。今年前半のブーケレッスンは、この2本で夏休みとなりました。
秋からのレッスン、とんでもなく楽しみにしています。秋って、春以上に花材の種類が豊富なような気がします。
ジャルダン先生、スペインに旅されるそうで。スペインの芸術家といえば、ダリにピカソに、ゴヤに、ベラスケスにパエリアにカヴァ!!
どんなテーマに花材に土産話が投下されるのか、ドキドキワクワクです。
今日もお読みいただきありがとうございます。明日も無事に笑顔の1日になりますように。
咲凜(えみり)さと