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ビバラロック「開催延期模索」は音楽ファンの希望。

ライブとフェスは私の生きがい。
楽しみにしていた公演の中止・延期のニュースが、毎週のように飛び込んできます。仕方ないとは分かっていても、やはり落ち込むもの。

ゴールデンウィークなのも最悪です。そう、春フェスの季節!
行く予定だったフェスが中止になり、浮かない気持ちでTwitterをしていたところ、目に入ったのがこちら。

ビバラロック開催断念および開催延期模索のお知らせです。思わず二度見。模索とはなんぞや!!!
「放牧🐮」「完結」「再生」等、アーティスト独自の言葉でのお知らせには慣れていましたが、衝撃的でしたね。

今年はビバラロックへの参戦予定がなかった私ですが、プロデューサーの鹿野淳氏のメッセージにたどり着くまでは秒でした。
皆さんもぜひ読んでみてください。文章の長さから、必死感が伝わってきます。

最後まで読んでも、その印象は変わりませんでした。とにかく誠意を感じる文章なのです。ビバラロック運営陣への信頼度は、確実に上がりました。

Twitterを見ていても、好意的な反応が多かったです。
最近少しだけ広報の勉強をしているので、その要因は何か、つい考えてしまいました。
私の思うキーワードは「スピード」と「開示」のふたつ。自分の仕事に置き換えてみても分かりやすいなと。

まずは「スピード」から。

決断が1ヶ月前という近いタイミングになってしまったこともお詫び申し上げます。

本文にはこうありますが、ファンとしては、1ヶ月も前に発表してくださるのはありがたいこと。
発表が早ければ早いほど、ハードルが下がりますよね。同じ内容の発表でも、例えば2週間後だと「遅すぎる」という声が上がるはずです。

「開示」もとても大事。営業をしていて強く思うのですが、相手が自己開示をしてくれると素直に嬉しいです。応援したくなります。
今回のメッセージを読むと、運営陣の苦悩が手に取るように分かるんです。以下、私の心の声を添えながら引用していきますね。

具体的には2月の後半辺りから、様々な検証と協議を重ねて参りました。

1ヶ月半近くも悩んでくれたの……。ありがとう……。具体的な数字を出すところ、ポイント高い。

東京オリンピック・パラリンピックの延期に伴い、当初はバスケットボールの会場としてスケジュールが押さえられていたさいたまスーパーアリーナを上記のスケジュールで使用できた場合のみ、VIVA LA ROCK 2020の延期という可能性を模索したく思っています。

裏事情めちゃめちゃ話すやん……。頑張ってるやん……。好き……。狙い目はそこだよね。応援してる……。

また、開催断念となりましたが、改めてオフィシャルグッズの通信販売を致します。

ファンを悲しませない代替案まで提示してきた!本当にありがとう……。泣ける……。ていうか泣いた……。
損失を最小限にするためなのかもしれないけれど、ファンも嬉しいからオールオッケーだよ……。

本当は一文ずつにコメントをつけたいです。気持ち悪いのでやめますが。
参戦予定のない音楽ファンが、こんなに心を動かされたのです。今回の決断(というより、経過報告?)に救われた方はたくさんいるのでしょう。

延期の日程が無事決まったら、チケットを買おうと思います。運営陣の熱意が、どうか報われますように。

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