剣道人生の振り返りと今後の活動について
みなさん、こんにちは！剣道コーチ佐藤弘隆です。
情報発信のために、noteを始めることにしました。
剣道のこと、コーチングのこと、僕自身のこと…
いろいろ書いていこうと思うので、ぜひフォローしていただけたら嬉しいです。
記念すべき第一回目のnote。
大晦日なので人生の振り返りと今後について、まとめてみようと思います。
剣道人生の振り返り
僕の人生は剣道なくしては語れない。
5歳から剣道を始めて、毎日のように稽古に明け暮れた。
高校生のときに団体戦で3度日本一になった。
試合に勝つのが嬉しかったのはもちろん、選手・先生方、保護者、皆の情熱が一体となり本気になって目標を達成したあの感覚が好きだった。
大学生でも団体戦で2度日本一になることができた。
周りのメンバーが強すぎたのが勝因だが、強さだけでは勝てないことがわかった。
メンバーは強くても何か雰囲気に綻びがあると頂点には立てない。
これは決して仲がいいとかそういうことではない。
チームが勝つには、個人個人の技術の成長のみならず、人間的な成長、つまり人間力が必要不可欠なのだと確信した。
大学を卒業したら進路をどうするか考えた。
4年生のときに竹ノ内が全日本選手権で優勝したのを間近で見ていた。
僕もあの場所に立ちたい。
昔から夢見ていたが、あの場所に立つためには警察の特練に入るしかないと思った。
今まではチームの皆に助けられてばかりだったので、個人で日本一になりたいと野望も抱いた。
先生になるのも興味があって少し迷ったが、より後悔のない道を選択した。
育ててもらった千葉に恩返しがしたい。
そんな思いもあった。
特練に入ってから、うまくいかないことの連続だった。
個人で全日本選手権や国体、都道府県の予選は何度か抜けたが、いざ本戦になると大した活躍はできなかった。
令和元年の全国警察選手権。
個人戦の全国大会で準優勝したこと、その時の決勝の相手が竹ノ内だったこと。
これは嬉しかった。自信になった。
一瞬で負けたので、決勝戦をもっと味わいたかった(笑)
すぐあとに新型コロナウイルスが世界中に猛威をふるった。
警察特練の組織は大打撃をうけた。
警察以外の剣道家にとっても大きな影響があったと思うが、剣道が仕事であった私たちは、剣道ができなくなった。
いつ再開するかもわからないので漠然と毎日を過ごしていた。
この時期が今後の人生を真剣に考えるきっかけになった。
稽古が再開してから、すぐに日本代表の合宿に呼ばれた。
ずっと目標にしていたので、とてつもなく嬉しかった。
しかし、合宿のリーグ戦では負けまくり、対外試合や大会でも負けまくった。
当然、代表選考争いはすぐ脱落したが、ここでの経験やアメリカ派遣での経験は僕の人生において宝となった。
そこから先の数年間は目立った実績をあげることができなかった。
全日本選手権の予選でも負け、あまり勝つことができなくなっていった。
とても情けなかった。
特練の中でもベテランの部類になり、キャリアを考えるようになった。
現状の外に出てチャレンジしたいと考えるようになった。
このような自分の思いが、退職という道につながった。
今後のこと
退職してから多くの方々から
「稽古に来て欲しい」
「教えて欲しい」との連絡をいただいた。
指導者として経験の浅い自分に依頼をしていただけるのは本当にありがたい…
選手として常々感じていたこと。
これまで、信頼できる多くの先生方や仲間と出会ってきたが、個人的な悩みやスキルのことをいつでも相談できる専属のコーチのような人はいなかった。
剣道は個人競技だが、集団指導がほとんど。
剣道の技術のことや精神的な悩みを気軽に聞けて、わからないことに対してアドバイスが貰えるような場所があればいいなと思っていた。
いつしか自分と同じように悩む、今剣道を頑張っている人の力になりたいと思うようになり、自分の稽古と並行してコーチングを勉強するようになった。
僕は今後、オフラインでの剣道スクールや、どこにいても悩み解決のきっかけになれるような、オンラインの取り組みをしていきたいと思っている。
今は先輩や知人など、縁のある場所にお邪魔しているが、今後は講師依頼の窓口もつくろうかなと考え、準備中。
SNS発信では、
・悩める剣道家の皆様に役立つ情報を届けること
・剣道の魅力を世の中に伝えること
・僕自身の活動の認知を広めること
この3つを意識したポストをしていきたいです。
みなさんといっしょに、2025年の活動を作っていきたいので、応援してもらえたらうれしいです！
長々と失礼いたしました。
良いお年を！！