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【読書会開催レポート】『すぐに使える! はじめて上司の対応ツール』(4〜5章)第506回オンラインモーニング読書会
毎週日曜日5:30からのオンラインモーニング読書会。
今回は8名で『すぐに使える! はじめて上司の対応ツール』の第4〜5章を探究しました。
著者にも登壇いただきました。
【今回の読書会の流れ】
・ゴール設定
・本書を読み、グループで対話
・著者とのQA
・学びのアウトプット
【各グループの参加者の方々の参加目的、対話内容】
https://miro.com/app/board/uXjVKUpDeVM=/
【著者とのQA】
Q1 Q 4月1日で人事異動。叱り方について悩みがある。
仕事は頑張っているが、寝坊、作業服に乱れ、机の上が汚いなど整理が苦手。1週間に1回程度、個別に指導。
A そのかたはそれを治せるだけの内省力があるか?と思った。忘れ物、提出期限を守らないなどありますか?
内省力がないから言い訳する。言い訳は心理的リアクタンス(抵抗)が入っている。
その場合は環境整備からがいい。内省力が低い方は少しつづの方が良い。
例)「例の件、どうだった?」→ 具体的に伝える。
片付けないといけないようなシステムにする。
制服の色を日勤と夜勤で変えると残業が減った事例(夜勤の人には頼みづらい)がある。
環境調整については91ページをご参照ください。
Q2 DESC法のE とSの違いについて
部下によっては、Eで完結してしまう(Eを言った時点で部下からYESがもらえる)ことが多い関係性もあります。
それではSの要素が言えなくなるので、部下からYESの言葉が出る前に、Sまで言い切るコツはありますか。(Eを省略する?あるいは、EとSを一文で言う?)
例)
・D:来週の会議で資料の配布が必要。でも自分は手一杯。
・E:今週中に資料を印刷しておいてもらえると助かる。
・S:忙しいところ申し訳ないが、印刷してもらえないだろうか。
・C:相手の返答を待つ
A2 DESC法の前提として、アサーティブな表現の1つである。
お互いの関係性が確立できているのであれば、今の伝え方のままで良いと思われる。
お互いの立場が対等でなかったり、信頼関係が確立できていない場合にDESC法を活用することができる。
Q3 部下の価値観を知ったうえで、価値観にあわせた具体的な説明法を知りたい
A3 キャリアアンカー(働く上で大切にしていること)を理解した上で、役割を与えていくことが重要。
ただ、キャリアンカーに沿わない仕事をお願いしなければいけない場合は、できるから依頼しているなど、相手のキャリアアンカーを理解した上で説明することが大切になってくる。
【今日のファシリテーターの気づき】
・テクニックの前に信頼関係
・意図を相手に説明すると安心感(例:お願いの意図、質問の意図)
【今後の予定】
・4/28日 5:30-6:45
課題本『 「書く力」の教室 1冊でゼロから達人になる 』2回目”第2章 準備する”全8回
http://ptix.at/osgnK5
・5/12日 5:30-6:45
古事記を読む読書会 第4回 大国主神(オオクニヌシ)
http://ptix.at/vZS9Jj
・5/19日 5:30-7:00
【著者とのQA付き読書会】『すぐに使える! はじめて上司の対応ツール』(6〜8章)
http://ptix.at/uawNcs