2022年、このドラマが好きでした。
2022年はありがたいことにたいへん忙しく、最終回まで見ることができたドラマは少なかったのですが、その中で好きだったものの感想を書き留めておきます。ちょっと長いです。
おいハンサム!!
三姉妹それぞれの恋と結婚、そしてその両親の毎日が、おかしくて、ほろ苦くて。あのおうちの食卓で「わかるわかるー」と一緒に話を聞いてるような、いい時間でした。
ナンバMG5
ヤンキー一家の次男が、ごく普通の高校生になりたいといろんな嘘をついて二重生活をするコメディなんだけど、なんかすごくよかったですよね、出てくる人全員大好き。そして犬のマツが!マツが!ほんとうにかわいいの!!!
初恋の悪魔
変わり者たちが事件の謎を解いていくサスペンスかと思いきや、彼ら自身が謎の持ち主で、1話ごとにその謎が謎を呼び、よりいっそう深まり…というおもしろさももちろんいいのですが、やはりあの5話が。昼休みにうまく友だちと遊べずにひとり教室に残っていた私を救ってくれたあの5話に、心からありがとうと言いたいです。
あなたのブツが、ここに。
このドラマの良さはすでにnoteに書いたので、こちらを読んでいただければ。
あ、紅白にウルフルズが出てバカサバイバーをみんなで踊る予想は外れちゃいましたね。
拾われた男
ディズニープラスの配信で見ていて、でも「ひとりで見てるのがさみしい!このドラマの楽しさを分かち合いたい!」と、最終回だけ、地上波で放送された時に見ました。感動をわーわー言えてよかったー。なんでも配信で見られる時代だけど、ドラマをリアタイして感想を言い合う楽しみって絶対あると思うんですよね…。ああそれにしても、すばらしかったですね。草なぎ剛さんって、役柄を自分に吸い付けてしまうというか、ものすごくなまなましい「人間」としてそこに生きているというか…匂いまでしそうな感じ。そして仲野太賀さんも、ほんとうによかった。
さてこのあとは、ツイートをまとめながら。
エルピス-希望、あるいは災い-
久しぶりに、「見ながら実況ができないドラマ」でした。手に汗にぎって息をするのを忘れて画面を見つめていた。そして、見終わった今も目と手のひらにざらざらしたものが残っている気がする。
食べること=生きること=信じること、についてのツイートまとめ。
しかし第一話第四話のラストでこうもツイートしていて(1/1訂正しました)
それがやはり最終話でこうなる
恵那と岸本は、追いかけていた冤罪事件を報道することができた。しかしその代わりに、もうひとつの事件を報道しないという取引に応じた。これはやはり、正義の勝利とはどうしても言えず、そしてそれを承知の上で作られたドラマだと思う。だからずっとざらざらが、見ていた目とこの結末を選んだ私の手に残る。セクハラとパワハラの村井さんのことを嫌いになれないのと同じように、善と悪がどちらも私の中にある。
そして今年の個人的ベストは。
鎌倉殿の13人
端から端まで完璧、私の心の大河ドラマトップテンの順位が何年かぶりに入れ替わることになりました。
5月にこんな泣き言を言っていたのに、そこからさらに地獄へ突き進む、そんな大河ドラマでしたね。
男たちもよかったけど、とにかく女がみんなよかった。
ああ、もう年がかわってしまうので、このあたりで。
来年もいいドラマがいっぱい見られるといいなー。