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親の愚痴を聞き続けるアダルトチルドレン

みなさん。こんにちは。

名古屋でオープン心理カウンセラー開業予定のいちこです。
お越しいただいてありがとうございます♪

今日は、「感情のゴミ箱」のお話をしたいと思います。
少々長いですが、お付き合いください。

私は小さなころから親の愚痴聞き役でした。
一人っ子で父親も夜帰宅が遅かったので、みっちりみっちりと
愚痴を聞かされ続けました。

話を聞かないと、「誰が育ててやってると思ってるんだ」と
キレラレました。泣かれました。
食器を思いっきり叩きつけたり、当たられました。
あんたのために、どれだけ苦労して育てたと思っているんだ。
どれだけ手をかけたと思っているんだ。と子育ての苦労話を
滔々ととめどなくされました。

毎日毎日、
とめどなく、何時間にもわたり、母親の愚痴を聞くこと、
いかに育てるのに苦労してきたのか、大変だったのか聞かされるのが
日々、苦しくて仕方ありませんでした。

私の体に、日々母親の毒素が溜まっていきましたが
子どもの私はそれをどこにも吐き出すことができませんでした。
大人になってもずっと出来ないでいました。


友達の親の悪口、父親の悪口
母の友人の愚痴、社宅の知り合いの悪口、隣近所の人たちの悪口etc…

周囲の人の悪口を聞かなかった日はありません。

大人の愚痴は、大人の世界の話です。

小学校に行って、友達に、うちのお母さんが、
〇〇ちゃんの悪口言ってた。とか言えますか?
私は、言えませんでした。

だから私は、いつも隠し事をしている気分でした。
心にドロッとしたものをいつも抱えながら、
お友達と遊んでいました。
「私は隠し事をしている」ということが小さな罪悪感となって
積もっていきました。

友達に隠し事がある。嘘をついて接している。
私はうそつきだ。みんなと違って天真爛漫に素直に
会話していない。そう思っていました。
寂しくもありました。でも、きちんと「寂しい」と
自覚はできておらず、なんとなく「罪悪感」を感じ、
「私は汚れている」
そんな思いを次第に抱くようになりました。

アダルトチルドレンの「プラケーター」というタイプになります。
親の愚痴聞き役になっていた人、
親子が逆転していた人、「プラケーター」で検索すると
自分のことがよく理解できると思います。

小さいころから、親のカウンセラーになっていた人。
本当は自分の悩みとか不安を親に聞いてもらって
受け止めてもらって安心感を育んでもらわないとならない時期に、

親の愚痴を聞いていないと、家族が壊れてしまう。
「家族を支えなくちゃ。」
「崩壊しないようにしなくちゃ!」と危機感ぴりぴりで、

一生懸命子どもカウンセラーをしていたあなたに
「安心感」が育まれていないのは当然で、
いつも「不安」な気持ちなのは、本当に本当に当然で、もっともなのです。

あなたの不安感は、はぐくまれるべくしてはぐくまれた不安感。
そうなるべくしてなった不安。

そんな「プラケーターさん」は自分の感情を後回しにする傾向があるので、
自分の感情に気が付きにくく、ストレスをためやすいのです。
そして、我慢してきた分、怒りの感情も相当に溜まっているはず!!!!
なので、日頃からわけもなくイライラしたりしていることも多いと思います。

そんな自分の感情に気づきづらいプラケーターさんにお勧めなのが、
自分の感情をノートに書いて「可視化」すること。

書きなぐってもいい。怒りをぐっちゃぐっちゃな字で、
書き叩きつけてもいい。悲しみをぶつけて涙でぐちゃぐちゃでもいい。
書くことで出す。

書く。とにかく書く。外に出す。感情を溜め込んでいるはずなので、
書き出すこととっても大事です。
ぜひ、してみてください。書いたら取っておいてもいいし、
捨てちゃってもいいと思います。やってみてくださいね。


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