新規架電 その17 メンバーの役割分担【大事】
こんにちわ里だけです。
前回は、PDCAの回し方をお話ししました。前回の記事はこちら。
そこで、セールスMTGを週一で回し限られた行動量でどうやって生産性を最大化させるのかが大事だとお話ししたのですが、その工程を誰がどう仕切ってやるのか?これがとても大事です。それを書きたいと思います。本記事はプレーヤーと言うよりもマネージャー向けです。
突然ですが
マネジメントがうまく行かないマネージャーの特徴は以下のようなものです
1.一人でチームマネジメントを全てやろうとする
2.自分の頭でだけ考えた範囲でしか指示ができない
3.自身の価値観や感情でものを決め許可を出してしまう
上記のようなこと自らに当てはまりませんか?
これをやると、そのマネージャーが全て決めて仕切っているので、
マネージャーの業務量が爆増するが成果につながらない。
マネージャーのアイディアの範囲内でしか策が練れない。
メンバーがマネージャーの顔色を伺うようになる。
何が正しいかではなく誰が正しいかに偏ったチームになる。
といった残念なチームマネジメントになるんです。
ただ、マネージャー本人はそんなことをしようと思っているわけではなく、どうにかして良きマネージャーとしてチームをまとめ、みんなを勝たせてあげたい一心でやっているので悪気はないどころか自分が思っていることと結果の違いにとても悩むことになります。
これはマネージャーがプレーヤーとして優秀であればあるほど、自分のやり方に自信を持っているのでやりがちなことなんですね。
ではどうすればいいのでしょう?
簡単です。
メンバーに役割をあたえ、メンバーに決めてもらい、メンバーに仕切ってもらうのです。
ただ、勘違いしてもらいたくないのは、メンバーの中からナンバー2を抜擢してリーダーや取りまとめ役を作れと言っているのではありません。
戦術毎の担当をそれぞれに任せると言うことです。
旗振りと言った方がしっくりくるかもしれません。
私は歴史物が好きなので、武将と読んでいます。
戦略武将ではなく戦術担当武将です。
戦略はマネジメントが考え、戦術まで分解してその戦術は各メンバーが担当武将として全権を委任する。
新規架電においては、以下のような武将が必要かと考えます。
1.行動量管理推進武将
2.アポ数・率管理推進武将
3.ヨミ化数・率管理推進武将
4.トークスプリクトブラッシュアップ武将
5.商談内容ブラッシュアップ武将
6.商談企画書ブラッシュアップ武将
など
それぞれの武将は一人が何役も兼任してもOKです。
また、新卒でもバンバン任せましょう。
ただ、大事なのはその武将が旗振っていることに関してはその武将はマネージャーよりもえらい。と言うこと。
そして必ず、各武将にいつまでにどうすると言った目標:GOALを掲げてもらい、それをどうやってクリアするのかの行動ルール設定、進捗が確認できるようにマイルストーン設定、毎週のMTGでのしきりと毎月の振り返りレポートを出してもらいます。
もちろん、ゴールの設定やルールの設定時にはマネージャーの意見やアドバイスを入れることは問題ありません。
各担当武将は自らの責任で設定したGOALを追い、チームを動かし、先輩後輩関係なく叱咤激励しミッションを遂行します。
そういう体験を経てメンバーはセールスとしてだけではなく、組織人としても成長し、自ら考え、チームの数字を自分毎として捉えるようになります。
またマネージャー一人の頭で考えることができるアイディア以上のことが必ず出てきますので、全員の力で数字を追いかけることが可能になるのです。
是非試してみてください。
里だけでしたー
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