6歳の娘から「パパは、なんで大人なのに毎日遊ぶの?」と言われたので分かりやすく回答してみました
最近、娘(名前はユラ)が6才になり急激に知能が発達してきているのか「なぜ、なぜ」攻撃を受けるようになってきました。
とある日、6歳になったユラから「パパは、なんで大人なのに毎日遊ぶの?」という究極の質問がきました。
僕は逆に「なぜパパは毎日大人なのに遊んでいると思う?」と聞き返しました。そうです「なぜなぜ」攻撃には「なぜなぜ」攻撃で返すのがセオリーです。
そしたら娘はこう答えました。「パパは暇だから?!」と....
実は半分正解ですが、ここは威厳を保つためにもしっかり教えてあげることにしました。今日はそんなお話しです。
じゃユラ、「遊ぶ」ってどういうことだと思う?
まずは、「遊ぶ」の定義を教えなくてはと思い「遊ぶ」ってどういうことだと思う?と娘(ユラ)に聞きました。
ユラは遊ぶを一言で「公園」と答えました。僕はユラに「完璧な答えだね」と伝えました。
では、ユラに説明するね。遊ぶとは、「知能を有する動物が、生活的・生存上の実利の有無を問わず、心を満足させることを主たる目的として行うものである。」と答えたら翌日には「パパは暇だから」に戻りそうなのでやめました。
「遊ぶ」というのは連想ゲームの始まりだよ!と僕はユラに答えました。
ユラには「連想」という言葉が分からなかったようなので僕はユラに下記の白馬村の美しい写真を1枚見せました。
「この写真をみて何を思う? 10個思う言葉を言ってみて」と僕はユラに質問しました。ユラの回答は、「雪」「畑」「家」「山」「青」「キレイ」「白馬」「スキー場」、、、と答えました。
僕はユラに「良い答えだね」と伝えました。
「では、その10個の言葉の中から1個好きな言葉を選んで」と僕はユラに質問しました。ユラは、「雪」と答えました。
「ではユラ、雪でどんな遊びができるか一緒に考えてみよう?」と質問しました。
1枚の写真から連想力を通じて対話が生まれ想像し沢山のアイデアがでてきました。
ユラは「ソリであの白い山をピューと滑って出っ張りでジャンプする」「スキーで滑る」「かまくらを作る」「友達と雪合戦する」
パパは「雪の上を歩いて晴れた日のスノーボードで滑ってビールを飲む」
と対話がたくさん生まれました。
今、2人でお話しして沢山でたことを「アイデア」って言うんだよと僕はユラに伝えました。
「じゃ次の冬は、雪が積もったらたくさんでたアイデアで遊ぼう」とユラは僕に言いました。続いて僕は質問を続けた。
「ではユラ、今でた沢山のアイデアに共通することは何?」と質問しました。
そしたらユラはこう答えました。「共通って何」と...
「共通」も分からないのか。。うーん難しい。
共通までは分かりやすく教えられないと思い僕はユラにこう質問しました。
「さっきでた沢山のアイデアは、ぜんぶ面白いか面白くないかどっち?」
ここで面白くないと答えたら全てが終わりです。
ユラは僕に「面白い」と答えました。僕はホッとしました。
「ではユラ、最後の質問をするね。面白いとみんなどんな顔になる?」と僕はユラに質問しました。
ユラは僕にこう答えました。
「笑う」と
僕はユラにこう伝えました。
遊ぶとは、「みんなが笑うこと」だと。
「だからたくさん遊べば笑う人が増えるでしょ」と伝えました。
みんながたくさん「笑う」には、どうしたらよいかたくさんたくさん考えることが大切だよ。と伝えました。それが遊ぶ始まりだよと。
「だって笑ったら楽しいじゃん」と僕はユラにさらに伝えました。
ユラは考えながら大きくうなずいたのが印象的でした。
では本題に戻ろう。「パパは、なんで大人なのに毎日遊ぶのか?」
僕はユラに一言で伝えました。
「ママもユラもパパの周りにいる人、全員をたくさん笑わすためにパパは毎日遊ぶんだよ」と
ユラは僕にこう答えました。
「じゃパパ、もっとたくさん考えて遊ばないとね」と。
僕は、ユラに何に対しても「考えること」の大切を知ってほしかった。
それも「みんながハッピーで面白く」というのがこれからの生きるうえでのキーワード。
ユラには、これからの時代、たくさんの人を笑顔にすることの大切さを知ってほしい。仕事も含めてどんな時でも全てはみんなを笑顔にさせること。
伝わってるかな。
【まとめ】僕は6歳のユラに「遊びとは?」を通じて一番伝えたかったこととは
僕は「遊び」は連想力のゲームであり連想を通じて「想像力」が鍛えられると思っている。
想像力が、人一倍あると仕事、遊び、家族や仲間に対しても探究心中心型で自分で考え自分の意思で選択し行動し人生を深く豊かにできるはず。
「豊か」というのは、自分を含めて周りの人も巻き込みみんなが笑顔になりハッピーになること。だから遊ぶんだ。
連想とは
→「一つの観念につられてそれと関連のある他の信念が出現すること」
想像とは
→「実際に経験していないことを、こうではないかと推し量ること」
「想像」したものを「実現」するのはまた別の「力」が必要。
「人生は短くて楽しいゲームだよ」と。いつか大枠を分かりやすくユラに教えてあげよう。親は、子育てから大切なことを学べることが大変多い。
親から子供へ一方的ではなく「対話」を通じて「自分で考えること」がこれからの時代のあり方だと思う。
「遊ぶことから全ては始まり一生遊び続けることこそ学びだ」
「今」という瞬間を誰よりも遊び楽しむんだ!ユラ、突き進め!
ー終わりー