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地域密着型ローカル スノーボードブランドの役割とは

白馬の山を滑るためだけのスノーボード「THEDAY.HAKUBA」のブランドを立ち上げて3年目に突入。
「地域密着型ローカル スノーボードブランド」という言葉を使っています。

では、「地域密着型」って何?
今日はそんな内容です。

まずは「ローカルブランド」の定義とは

「グローバルブランド」の対極にある「ローカルブランド」 

グローバルブランドが、多くの国や地域において認知されているのに対して

ローカル・ブランドとは、限定された地域から発信され少数の人々を中心に認知されているブランドだと思っています。

つまり
「ローカルブランド」→特定の地域から発信しているブランド

ローカルブランドって特定に絞った小さな意味合いだと思っていましたが、実は概念が大きいことに気がつきました。

ローカルブランドをさらに細分化すること。
そして特定の地域から発信していること以外の目的を明確に持たせれば、競合のいない唯一無二のブランド
として構築できると思っています。

〇〇型 ローカルブランド
〇〇特化 ローカルブランド
〇〇限定 ローカルブランド
〇〇向け ローカルブランド
等など

地域密着型ローカル スノーボードブランドとは

白馬村から発信している白馬の山を滑るためだけのスノーボード THEDAY.HAKUBAですが、これだけでは特定の地域から発信しているだけのローカルブランドになってしまう。

そこで僕は、もう少し目的を持たせました。
その結果、おそらく日本初?の

「地域密着型ローカル スノーボードブランド」 と命名し定義を考えました。

「ローカル スノーボードブランド」
→地域に根付き主にその地域を滑るために開発されたスノーボード。 

に対して

「地域密着型 ローカルスノーボードブランド」
→ (上記)+その地域に来てもらうキッカケも作るスノーボード。

地域密着型とは、本来の軸+α(その地域にお客さんが来てくれることも考える)ブランドになります。

つまり僕の場合、
地域密着型 ローカルブランド  THEDAY.HAKUBAの役割を

白馬の山を滑るために開発したスノーボードという道具を通じて、白馬村に来てくれるキッカケを同時に作ること」と定めました。

地域密着型を具体的にした結果

THEDAY.HAKUBAは、僕の大好きな白馬バレーという地域に家族で移住して根付き僕が個人的に滑りたいポイントで乗りたいボードに特化して開発しています。
大切なのは、僕は一番乗りたいボードを作りブランドとして発信すること。そこに地域密着型の要素が入り、

THEDAY.HAKUBAブランド=「僕が一番乗りたいボード+白馬村に来てもらえるキッカケも作る」という側面が根底にあります。


具体的に行ったこと。これから行うこと。

①エイブル白馬五竜ナイターモデルを販売

僕は、個人的にエイブル白馬五竜スキー場のナイターが好きでナイターゲレンデで乗りたいボードを開発。
スキー場に承諾を頂き、「五竜ナイターモデル」と命名。スキー場のご厚意によりボードを買ってくれた人に抽選でスキー場のナイター無料券をプレゼントしました。


つまり、五竜ナイターモデルを買った方にナイター1日券もセットになれば、白馬村に来てもらうキッカケをブランドとして作れたということ。

僕の個人的な調べでは、ご購入の方の半分位の方は五竜ナイターに行ったことがないという結果になっています。


②ZAN POW 村男モデルを来期販売

こちらのボードは、雪のコンディションが悪い時に僕が一番乗りたいボードとして開発し来期販売予定です。

地域密着型としてただ販売するのではなく、どうしたら白馬村に来てもらうキッカケを作れるか。を考えなくてはなりません。

そこで白馬村に承諾を頂き、村の公式マスコット 村男III世をボードのデザインにしてみました。

つまり「ZAN POW 村男モデル」を買った方は、白馬村の公式マスコットがデカデカと付いてくる。きっとボードに乗っていれば周りの方から「何、あのボード?」ってなるでしょう?

「えっ、白馬村の公式マスコットなんだ。」
「あっ、そうだ。白馬村に行ってみよう。」

となるかもしれません。(僕の得意な単純思考です)

(その前にデザインが原因で売れない可能性あり)

③白馬村のカフェでコーヒー無料
来期の構想ですが、THEDAY.HAKUBAのご購入者全員に白馬村のカフェで無料でコーヒーが飲める仕組みを考えています。

白馬村に来てもらうキッカケとは少し別ですが、白馬に来てもらうキッカケをスノーボードギアで作り、さらに白馬村のお店を回遊してもらうキッカケも作る。

これも地域密着型ローカルブランドとしての役割だと思っています。

④白馬村のふるさと納税の返礼品へ

一部のモデルを白馬村のふるさと納税の返礼品として出品しています。
こちらからのご購入の方も多いです。

白馬村のふるさと納税してくださる方は、きっと白馬ファンの方も多数いると推測できます。

そんな方々にもこのスノーボードを持っていれば白馬に行くキッカケになるのでは?!と感じています。


まとめ:THEDAY.HAKUBAの役割

地域密着型 ローカルスノーボードブランド  THEDAY.HAKUBAの役割を言語化してまとめると

誰もが手の届く価格帯で誰もが白馬のパウダーを楽しめるスノーボードを作り白馬村に行きたくなるスノーボードブランドでありたい。

そしてスノーボードという道具を通じて白馬村に来てもらうキッカケを作ること。さらに最終的には、白馬村を回遊してくれるキッカケも作る。

これこそが、
地域密着型 ローカルスノーボードブランドの大きな役割だと思っています。

一つ一つ、実現に向けて頑張りたいと思います。

THEDAY.HAKUBA製品をご購入頂いた方々、
地域でいつもご協力して頂いている皆様、
本当にいつもありがとうございます。

引き続きになりますが、宜しくお願い致します!

Powder to the people!
Enjoy HAKUBA!

ー終わりー


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