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【フェスやライブに行く方へ】耳を守ろう。音響外傷対策でライブ用耳栓を買って良かった

はじめに

こんにちは。
日本全国に186万人いると言われている佐藤の1人、佐藤です。

最近は気づいた時には空が暗く、いつの間にか落ち葉が赤くなっている、そんな季節になってきました。いかがお過ごしでしょうか。


本日(2022/11/16)のYahooニュースでこのような記事がありました。

10億人の若者に難聴の恐れ、安全でない聴き方に警鐘
(CNN) スマートフォンで聴く音楽やコンサート会場などの大音響によって、世界の若者10億人以上が難聴になる恐れがあるという研究結果が、15日の医学誌BMJグローバル・ヘルスに発表された。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c6713a4ee70e84b7cd38ffa44e5158b8bce0ccd


近年はコト消費の増加やサブスクの拡大により、ライブやフェスへ行く文化が醸成されつつあります。ロックバンドが大好きな私にとって、このことは非常に嬉しく、お財布は泣きつづける日々。

だがしかしbut、初心者の方向けの情報が足りない気がするこの頃。

服装は身軽な方が良し、持ち物はできるだけ少なく。フェスに行くならスマホのバッテリーはお忘れなく。

このような情報は検索してヒットするサイトに記載されていますが「耳」に関する情報、少なくないですか???

実は、私が高校生の頃、某バンドのコンサートライブに初めて行き、その際に耳の対策を何もしなかったことで約1週間耳鳴りが止まらなかったことがありました。また今なお、若干の後遺症?的なものが残っています。(多分「音響外傷」っていうやつです)

音響外傷は、大音量の音を聞いたことによって生じるもの。
大音量の音を聞くと、内耳にある蝸牛の細胞が壊され、難聴・耳鳴りを引き起こします。
通常は、時間の経過とともに細胞が修復され、元に戻ります。
ライブやクラブでは、いちどきに細胞が壊されます。

1万人以上が行くコンサートライブなので、大多数の人には影響がない音量で設定されていると思いますが、行ってみないと分からないことはたくさん。せっかく楽しみにしていたアーティストのライブでこのような経験はしてほしくありません。

ということで、

ライブやフェスに初めて行く方

これまで何度も行ってるけど、いつもライブ終わり耳鳴りがやばい方へ。

耳を守りましょう。守る方法は簡単です。


ロックバンドに沼ったライブをアイキャッチに置いておきます。

耳栓を使って耳を守ろう。

↑のタイトルを見て「ファッ!?」と思った方も多いかと思いますが、耳栓と言っても、100円ショップで販売されているような、完全に音を塞ぐ耳栓ではありません。

今回紹介するのは、安全な音量レベルにまで下げる耳栓です。

Crescendo Pro Musicシリーズは、業界でも最も原音に忠実な耳栓です。すべての周波数を同じレベルで減衰させ、音量の減衰に伴う音質変化を最小限に留めています。元のサウンドを失うことなく、安全な音量レベルまで下げることができます。
“Music”と”Dance”を使用すると、従来の使い捨てウレタンフォーム耳栓やチューブ型耳栓を装着したときの、こもった音質に慣れている方は、その音質と快適な装着感に驚くことでしょう。
http://www.korg-kid.com/crescendo/products/professional.html#music_a

私は普段こちらの耳栓を使用しています。

この耳栓は-20dBされる耳栓になります。となると具体的にはどのくらいの音量になるのか。簡単に試算してみましょう。

軽く検索してみたところ、ライブの一般的な音量は90~100dBだと言われています。カラオケの音量と同様またはそれ以上といった具合です。
そのため、この耳栓をつけると。90-20dBで70dB前後になります。

つまり、爆音の環境から、蝉の鳴き声(2m)ぐらいの音量に。

公式サイトにも記載の通り、全体的に音量を下げて、ちょっとうるさいな〜
といったライブとして良い感じのボリュームになります。

付け心地としては、慣れるとほぼ違和感はありません。

また、副産物として、通常では聞こえてしまう雑音がカットされるので、ライブに集中できたり、ボーカルの声が聞きやすかったりします。

悪い点としては、完全に耳にフィットのが難しい点。よくライブ中に調整しています。(3年以上使用していますが、これまで耳から落ちたことはありません。)

ちょっとお高いですが、ぜひ購入を検討してみてください。
普段、カラオケや地下鉄に乗っている時に耳が痛くなる人は購入を強く推奨します!!

最後に

ライブやフェスで体験できる「それら」は一度きりのものだし、代替することができないものがたくさん詰まっています。しかし、同時に今後の人生にとって悪影響となるものも得てしまうリスクもあることを頭の片隅に置いていてほしいです。

これからもライブやフェスの文化が醸成されますように。
私と同様の症状の人が一人でも減ってほしいと思った今日でした。

それでは、良い1日を。

ps.最近はイヤホンでも同様の症状に繋がる危険性があります。iPhoneユーザーの方はこちらの記事もぜひ一読してみてください。


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