世界一受けたい【美容師の新しいキャリアコーチング】授業
皆さん、こんにちは!
プロコーチ(ドリームサポーター)の佐藤です。
普段は人材・組織開発コンサルタント/プロコーチとして美容師の独立支援や経営者へのエグゼクティブコーチングなどをしており、美容師の新しいキャリア開発の取り組みとして、マインドマスタースタイリスト(Mind Master Stylist)の育成など携らせて頂きながら、現状の外側に未来を創るお手伝いをしています。
マインドマスタースタイリストとは【お客様の心と容姿を美しくしなやかに整える技術を持ち、人生をオールライフに応援する存在として自らが幸せな世界に生きるロールモデルとなる美容師】の事を言います。
◆簡単な自己紹介
新潟生まれの新潟育ちの41歳。
石川県金沢市にある北陸大学を卒業後、そのまま地元の大手総合人材サービス会社に就職し企画営業職として勤務。
約13000社の中小企業に対して、新卒・中途採用の企画提案営業を行うと同時に、述べ3000名の求職者に対して一気通貫制の転職支援を行って来ました。
その後、エンターテインメント業界に精通した経営コンサルティング会社に転職し、人材開発責任者として経営幹部に対するマネジメントとグループ従業員の能力開発(HRD)に従事。
丁度、その頃にMindset Coaching Shool校長である李先生との出会いがあり、真の人材開発の魅力とコーチングの可能性に目覚める。
仕事の方でも現オーナーから業績不振の美容室(子会社)の立て直しを任され、偶然にもキラリと光る才能を持つ一人の若手メンズスタイリストとご縁があり徹底的に1on1コーチングを実施。
結果として、
月間1,200万の売上を叩き出す売れっ子スタイリストへ
美容業界のアカデミー賞と言われるKAMI CHARISMAアワード史上、最年少受賞となる三つ星スタイリスト(11人/56万人)を獲得
日本一の若手美容師を決定するコンテスト「ドリームプラス」に出場
Instagramフォロワー数37万超え
というカリスマ美容師へと成長してくれて、全国から美容学生が集まる名実ともに違わぬサロンへと組織変革(事業再生)する事ができました。
ただ、ここで重要なのは、今回の結果は偶然では無く必然的に成功する明確な理由がありました。
それは、彼は私に会う前から朧げながらも「現状の外」にゴール設定していたという事です。
日本一の美容師(カリスマ美容師)になる事を目標にしていたのでは無く、売上の無いアシスタント時代からアントレプレナーシップを持って自分が起業家として成功する未来をしっかりとエフィカシー高く見据えていました。
当時、スカウトをやってる私の先輩の目に止まり声を掛けられて入社して来たのがキッカケでしたが、前の職場ではエフィカシーを下げる先輩や理不尽な職場環境に揉まれ過ぎて身も心も疲れ果てていました。
でも、彼は自分自身を決して諦めていませんでした。
人生は何がキッカケで、大きく変わるか分かりませんが『自分の人生を生きる覚悟』これに尽きると思います。
私自身も、高い技術力を持った美容師の才能とバイタリティ、起業家マインド溢れる魅力的な精神性に惚れ込んだ人間の一人です。
この業界に関わるステークホルダーに指導者として育てて頂いた恩返しとして、残りの人生はこの業界を支える次世代経営リーダーを支援して行く為に、自分の生命時間を使って行きたいと思っています。
美容師一人一人は数十人から数百人、多い美容師では1000人以上のお客様を抱えています。
『一人一人の美容師がコーチマインドを宿し、技術提供と接客業の域を超えたマインドマスタースタイリスト(Mind Master Stylist)になる事で、お客様のご家族以上にお客様の人生(夢)をall lifeに応援する存在になる』
結果、美容師から【パワー(Power)】や【影響力(Influence)】を受け取ったお客様は、自分の大切なご家族やご友人へ『ペイ・フォワードの精神』より「コーチとしての在り方」が繋がれて行き、循環していく。
つまり、美容業界にマインドマスタースタイリスト(Mind Master Stylist)が増える事は『夢に向かって自分らしく生きる人々が日本中に増え、世界全体が希望に満ち溢れた明るい未来になる』と言う事を意味します。
その様なビジョンを思い描き、これからコーチングを受けてみようと思っている方に向けて、コーチングとはどういうものかを知って頂きたく、noteを書きました。
◆コーチングとは
皆さんはコーチングと聞いてどのようなイメージを持ちますか?
“コーチ”と聞くと、野球やテニスのコーチのように、スポーツの技術を教える人とイメージする人もいるかもしれません。
ビジネスをされている方であれば、仕事の効率を上げる方法や、部下とのコミュニケーションの手法として共感・傾聴するのが“コーチング”とイメージされる人もいるかもしれません。
実は、これらはコーチングではありません。
私が言っているコーチングとは、認知科学に基づくもので、コーチである私はマインドの正しい使い方をあなたに教え、あなたの現状の外側のゴール設定・ゴール達成をサポートしていきます。
◆認知科学とは
認知科学(cognitive science)とは、ごく簡単に言えば、人間(その他の生体)の「ものの見方」に関する研究分野で、1950年代に生まれた比較的新しい学問パラダイムです。
その大きな特徴は学際性であり、心理学・哲学・神経科学・言語学・人類学・教育学・人工知能研究などがそれぞれの関心のもとに研究を展開しています。
米国認知科学会の定義では「人間の心の性質を理解すること」だといいます。
日本認知科学会の定義では「情報処理という観点から、生体(特に人)の知の働きや性質を理解する学問」とあります。
認知科学は、人間の心をある種の計算メカニズムを持った「情報処理システム」だと見なします。
私たち人間は、
「情報入力(外部刺激)」
→「情報処理(内部モデル)」
→「情報出力(行動)」を日々繰り返しています。
ある人が美味しそうなケーキをお店で発見し、それを購入したとします。
この時インプットされたのは「美味しそうなケーキ」という視覚的刺激であり、アウトプットされるのは「ケーキを購入する」という行動です。
その中間プロセスにおいては、
「食べた時の幸福感をシミュレーションする計算」
「太ってしまうリスクの計算」
「コストの計算」・・・などなど、
いくつもの情報処理が行われているはずです。
この入力と出力の間にある「情報処理システムとしての心」の正体を解明しようという学問が認知科学なのです。
ここで言う情報処理は、「内部モデル」「メンタルモデル」「内部表現」などと呼ばれ、コーチング用語ではビリーフシステムと言います。
ビリーフシステム(内部モデル)とは「ものの見方」(自我)のことです。
認知科学がリーダーシップに与える最大の示唆は、ビリーフシステム(内部モデル)が変わると行動が変わるということです。
あなたの中には、これまでの経験や他人からの影響によって作り上げられたルールや常識、無意識のうちに出来上がってしまった“縛り”があります。
ここで質問です。
あなたは「ラーメンとうどん、どちらが好きですか?」
結論、ラーメンを選ぼうが、うどんを選ぼうがそれは自由なのですが、大事なのは「なぜそれを選んだのか?」です。
たぶん、多くの方々が身近な家族の影響を受けているでしょう。
親がラーメン好きであれば、ラーメン派になるだろうし、うどんを食べていれば子供もうどん好きになるものです。
これは無意識のうちに刷り込まれてしまった1つの縛りです。
こういった子どもの頃から親や学校の先生など、様々な形で刷り込まれてきた情報、好き嫌いの感覚、モラル、常識といったものが現状のあなたを形作っており、無意識に処理するマインドの重要性関数のことを「ビリーフシステム」と言います。
このビリーフシステムが変わらない限り、あなたの「現状」は変わりません。
コーチングは「現状の外側」のゴールを設定します。
ということは、コーチングとは、あなたが培ってきたビリーフシステム=モラルや常識、無意識の判断を超えていくことになります。
ビリーフシステムが変わると「これまでとは違う現実」に臨場感を抱くことになります。
それは「目に見える世界が変わる」ということです。
よって、コーチングで現状の外側のゴールを設定するということは、人生をまるごと変えると言っても過言ではないのです。
ここからは、コーチングを進めるにあたって重要なワードの説明となります。
◆ゴール設定
さて、ここまで「現状の外」と言う概念をご理解頂いた上で本題となるゴール設定に入りたいと思いますが、
これから更にお伝えして行くマインドのカラクリを知らない方が、ただゴール設定しようとしても少々難しく、ゴールを達成する話とゴールを設定する話は全く違う力学である事を理解する必要があります。
ゴール達成というのは、現状の【目標】に向けた概念になりますので現状の最適化であり、ビリーフシステムに変更が掛からず現状の外にコンフォートゾーンをずらす事ができません。
したがって、ゴール設定においてはポイントが3つあります。
① ゴールは現状の外側に設定する
まず、現状とは「今」だけの状況を言ってるのでは無く「現在の状態が続けば十分に起こり得ると予測できる未来」を含む概念ということを知っておいてください。
例:美容専門学校の学生が「トップスタイリストになりたい!」
例:会社で働く営業マンが「トップセールスを取ります!」
例:入社したばかりの新卒社員が「この会社の社長になります!」
例:ドラフト1位で入団したNPBの選手が「夢はメジャーリーガーになってワールドシリーズに出てMVPを取る事です!」
人によって現状の外の度合いに違いはありますが、上記の様にビリーフシステム(自我)やアイデンティティの定義を変えなくても、突破できる可能性がある未来は全て「現状」となります。
コーチングでは「現状の外側」のゴールを設定していきますが、現状の外側のゴールとは、以下のようなイメージです。
人間は「今ここにないもの」を生み出すことができる存在です。
ゴールは見つけるというよりも、自らが創造して設定するものなのです。
② 真のwant to(究極の本音)に基づいていること
want toとは、心の底からやりたい究極の本音のことです。
それはどの様な事かと言うと、自分がお世話になった人(親・先生・上司・部活の監督、友人、恋人など)や好きな人からの強制・禁止言語に対して、守らないと叱られる、怒られる、嫌われると分かっているにも関わらず、決して受け入れなかった、従わなかった事です。
別名『偉大なる執着』とも言いますが、want to と対極にあるのが【have to】であり、「誰かに言われたから」など、外部の強制力が働いて「〇〇しなければならない…」と感じていることです。
学校の義務教育やマネジメントのように教師や上司から言われなくても期待された行動がとれるのは「自主性」の話であり、結果が見えていることからの逆算や外圧で行動をとるため「have to」になりがちです。
コーチングは「主体性」を発揮することになりますので、教師や上司も答えがない、正解が存在しないということを自分で決め、結果が見えない不確定要素に対して、行動そのものが報酬である「want to」のパワーで突き進みます。
現状の外側のゴールというのは、プロセスも分からず怖いものです。
それでもあなたが誰に何と言われようと、心の底からやりたいことであれば突き進むことができますので、本音でゴール設定をしましょう。
③ バランスホイールでオールライフにゴールを設定する
コーチングで設定するゴールは、仕事のゴールだけではありません。
仕事も含めたいくつかの分野でオールライフにゴールを設定していきますが、それは脳をクリエイティブに働かせる(脳がクリエイティブになる)為です。
脳の機能としては本来並列処理がとても得意で、意識的な並列処理は難易度が高いですが無意識には制限がありません。
「歩行」や「自転車に乗る」などの行為は、裏側ではとんでもない情報処理がなされているにも関わらず、一度できてしまうと歩きながらスマホをいじったり、運転しながら話したりできるかと思います。
したがって、無意識を使ってしまえば実質的に制限なく同時に物事を処理することができる為、無意識に任せてしまう事が出来ればゴールは一つに絞る必要がないという事です。
具体的には、以下の様な「複数の領域」でゴール設定をするフレームワークを使います。
これらを満遍なく設定することで、24時間365日生きる中での、全ての時間についてゴールが意識できるということです。
それによってゴール世界の”臨場感”を持つことができます。
◆エフィカシー
ゴール達成のために最も重要なものは「エフィカシー」です。
本来「セルフ・エフィカシー(Self-efficacy)」と言いますが、省略して「エフィカシー」と呼んでいます。
エフィカシーの定義は「ゴールを達成する自己能力の自己評価」であり、「自分はそれを達成できるという信念」のことです。
もう少し砕けた言い方をすると「やれる気がする/やれる気しかしない」といった手応えのようなものだと考えてもらったらいいです。
例を挙げると、
・大学受験で「お前は東大へは行けないと親や先生・友達から言われたが、自分なら行ける気がすると信じて必死に勉強して東大合格した」
・漫画ワンピースのルフィーは全く実力のない少年時代、仲間もいない、船も無い時から「俺は海賊王になる!」と本気で自分が海賊王になれると信じている
これらはエフィカシーが高い状態と言えます。
エフィカシーは誰もが日常的に抱いている“認知”なのです。
例えば、「明日の朝、あなたは歯を磨くことができるか?」と問われると、ほとんどの人は「できる。できる気しかしない。」と答えるでしょう。
これはエフィカシーを持っている証拠で、同様に会社で「コピーをとる」とか「メールを出す」といった単純作業も同じく一定のエフィカシーを持っているはずです。
この「自分にはできる」と信じているかどうかがゴールに向かう大きなカギを握っているのです。
エフィカシーはあくまでも“認知”でしかないので、ゴールを設定する時点で「その人にリソースがある(能力がある)かどうか?」ではなく、「その人が自分にはできると信じているかどうか」となります。
エフィカシーは「根拠なき自信」とも言えます。
真のwant toに根ざしている現状の外側のゴールを置いて、そのゴールに対して高いエフィカシーを持っている時、ゴール世界の臨場感を生み出すことができ、ビリーフシステム(内部モデル)は書き換わるのです。
◆スコトーマ
人間の脳には、自分にとって重要なものだけが見えるという機能が備わっています。
この機能を「RAS」=Reticular Activating System/脳幹網様体賦活系(のうかんもうようたいふかつけい)と言います。
これは重要でないものは見えないということではなく、すべてのものを見ている中で「自分にとって重要なものだけ」を認知します。
つまり、積極的に何も情報を取り入れないとも言い換えれますので、RASがあるからスコトーマ(心理的盲点)があるという事であり、RASとスコトーマはセットで考える事になります。
例を挙げると、
・子供を妊娠してから、街中で子供連れの家族ばかりやたら目に入ってくる
・騒がしいパーティー会場で会話相手の言葉がちゃんと聞き取れる
・熊と遭遇してダッシュで逃げる時、逃げ道だけに視野が狭まり、木に当たってかすり傷ができても気にならない など
このように、RASが司っているのは五感のすべてです。
今あなたが必要としていない情報は全てスコトーマになるのです。
実は、現状の外側のゴールを設定しても、そこにどうやったら辿り着けるのか?という達成方法もスコトーマに隠れています。
現状の自分のビリーフシステムの中で重要なものが重要だと評価され、自分が大事だと思っていることが見えているわけですから、重要性=ビリーフシステム(内部モデル)を変えないとスコトーマが外れません。
だからこそ、まずはゴール設定が重要なのです。
ゴールを置くと、重要性が変わり、RASが発火します。
すると、スコトーマは外れ、これまで見えなかったゴールまでの道筋・プロセスが見えてくるというのが脳(マインド)のカラクリです。
◆コンフォートゾーン
コンフォートゾーンとは、自分にとって「居心地のいい空間」のことです。
人間は物理空間であれ、情報空間であれ、コンフォートゾーンを維持しようとする性質があります。
それが、「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」と呼ばれるものです。
例えば、人間の体温は一般的に36℃台が平熱(コンフォートゾーン)です。
あなたが80℃のサウナに入ったとして体温が80℃まで上がることはありません。
サウナに入ると自然と汗が出ます。
ホメオスタシスは汗を出すことで、体温の恒常性を維持しようとしているわけです。
ホメオスタシスは通常は私たちにとって良い働きをします。
しかし、恒常性維持機能という名の通り、ホメオスタシスはいつも通りの状態を良しとします。
要は“現状維持”を常とするように働くのがホメオスタシスということになります。
よって、人は慣れない環境に直面すると、普段の居心地のいい生活・状態(コンフォートゾーン)に戻ろうとするのです。
本来このコンフォートゾーンに戻ろうとする力を“モチベーション”と言います。
人は新しい挑戦をするとき、このコンフォートゾーンを外れようとします。
しかし、ホメオスタシスの強烈な力が働き、すぐにコンフォートゾーンに引き戻されてしまいます。
例えば、朝8時起きの習慣があるあなたが「明日から毎朝5時に起きてウォーキングするぞ!」と言って5時起きを始めても、たいてい3日坊主で元の8時起きの生活に戻ってしまいます。
これは8時起きという生活リズムがあなたのコンフォートゾーンだからホメオスタシスの働きで、
「昨日は夜遅かったしな…」
「ちょっと頑張り過ぎているかな…」など、
言い訳(クリエイティブアボイダンス:創造的回避)をし、気付いたら完全に元の8時起きに戻ってしまうわけです。
つまり、早起きができないのはあなたの意志が弱いからという問題ではなく、
人間のメカニズムとしてホルモンレベルで組み込まれているため仕方がないことなのですが、
居心地の良い領域である反面、人を現状に縛り付けるものでもあるのです。
では、このパフォーマンスの限界を決めてしまうコンフォートゾーンの性質を理解した上で、新しい挑戦をするときはどうしたら良いのでしょうか?
私たち人間の脳は体温が36℃と38℃の状態を同時に作ることが出来ないのと同じで、コンフォートゾーンを2つ同時には取れません。
よって、ゴール設定をして、その“ゴール世界をコンフォートゾーンにする”必要があります。
コンフォートゾーンの外に出るのではなく、“コンフォートゾーン自体を変える(ずらす)”ということです。
先ほども言いましたがコンフォートゾーンは2つ同時に取れません。
では、どちらを採用するかというと、人間の脳は“臨場感が高い方”をコンフォートゾーンとして採用します。
よって、ゴールの臨場感を高めることでゴール世界がコンフォートゾーンになるのです。
すなわちコンフォートゾーンの外はスコトーマになっていますので、
ゴールに向かうプロセスを脳が見つける事で更に臨場感が高まり、ゴール世界がコンフォートゾーンになればホメオスタシスもクリエイティビティも働き、ゴール世界に向けてパフォーマンスが出る様になります。
言い換えると、「ゴール世界の自分が本物の自分だ!」と認知され、「現状の自分のままではまずい!」とホメオスタシスの働きによりゴール世界へ引き戻す力(モチベーション)が働くということです。
では、ゴール世界の臨場感を上げるにはどうしたら良いのでしょうか?
それは、セルフトークを変えることです。
◆セルフトーク
セルフトークとは自己内対話のことで、発語せずに無意識に自分が自分に語りかける言葉のことです。
「まだ寝たいな〜」
「どっちの服着ようかな〜」
「また失敗した〜やらかした〜」
例えばこんな感じで人は1日に3〜5万回セルフトークをしています。
実はパフォーマンスを決定づけるものがこのセルフトークとなります。
私たちは自分自身に語りかける言葉で自らを縛っているのです。
セルフトークを変えることでパフォーマンスが変わっていきます。
脳の動きとして、まず自分が語りかける言葉(セルフトーク)があり、その言葉が映像を生み、映像が感情を想起します。
これが自己イメージを形成するのです。
そして、自己イメージはコンフォートゾーンを作り上げます。
要約すると、「言葉があなたを作る」のです。
ゴールを設定して、ゴール世界にコンフォートゾーンをズラすために、ゴール世界の臨場感が高まるセルフトークを使っていきます。
どんなセルフトークを回すのかというと、ゴール世界の自分のアイデンティティや、そのときの自分が使っている言葉を使います。
ただ前向きなセルフトークを回したらいいわけではなく、ゴールの自分の感情にアクセスできる言葉を使わなければなりません。
時にはネガティブなセルフトークもあると思います。
セルフトークは他人の言動をそのまま受け入れて作られていることが多いためです。
例えば、「お前は人見知りだ」と過去の権威(親や先生など)に言われたことを受け入れて「自分は人見知り」というセルフトークを繰り返し使っていると、実際に人見知りをしている自分の映像が流れ、人と会うのが億劫になり、対人関係が苦手なセルフイメージが形成されてしまうのです。
ネガティブセルフトークのループに陥らないためにも、ゴールに向かうような、エフィカシーが上がるようなセルフトークにしていきましょう。
あなたがゴール世界で日本を代表するトップスタイリストになっているのであれば、今この瞬間から「私は日本を代表するトップスタイリストです」と名乗っていくのです。
そして、ゴール世界のあなたが使っている言葉を使うのです。
そうすればゴール世界の臨場感が高まり、ゴール世界がコンフォートゾーンになっていきます。
たとえ、何かで失敗したとしても、「ゴールの自分からしたら、自分らしくない」と切り替えていきましょう。
ここまでが、認知科学に基づくコーチングで出てくる主な用語の説明です。
◆最後に
ここまで、認知科学に基づくコーチングの内容についてお伝えしました。
少しコーチングに対するイメージが、鮮明になっていただけたのではないでしょうか。
まず大前提として、必ずしも全員が「今の自分では想像のできない未来(現状の外)」に向かわなければいけないというわけではありません。
既に今、めちゃくちゃ幸せで最高な日々を過ごされている方は本当に素晴らしいですし、大切にしてほしいと思っています。
ただもし、
自分自身を振り返ったときに「今も全然幸せだけど、自分だったらもっと今より最高の未来を掴みにいけるんじゃないのか?そんな未来があるとしたらどんな未来だろう?」と思っている方。
自分の人生に遠慮は必要ありません。
一度きりの人生、さらに実現したい未来へ一緒に向かっていきましょう。
そのため、以下のような方にコーチングをおすすめします。
逆に以下の方にはおススメできません。
コーチである私は、「現状に満足せず、未来をより良いものにしたい」と、主体性を発揮して本気で門戸を叩いて来てくれたあなたの味方である以上、現状維持しようとするあなたに対しては共感・傾聴する事はありません。
それは理想の現状を強固なものにし、夢が遠のく事になるからです。
しかし、あなたが現状の外側に行く上で、挫折してゴールへの臨場感を失いそうな時こそ、現状の外側のゴール世界にいることを本気で信じ「あなたならできる!」と、あなたの実の家族以上に背中を押し、マインドの使い方のみに徹底的に介入する存在がプロコーチなのです。
なので、私とのセッションを通じて、あなたが自分一人だけでは考えつかなった究極の本音のゴールを設定し、今の自分を全く思い出せなくなるようなワクワクする未来をこれから一緒に広げて行きましょう。
以上。
コーチングセッションご希望の方はこちらから
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