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美しい風景を繋ぐためにできること。

 こちらの写真は、某農園のひまわり畑です。
 2023年の7月に撮影した写真です。

 本格的に写真を始めてから、今までいろんな景色を撮りに行きました。自分が撮りたいと思った画が撮れた時の達成感がたまらなくて、私は写真を撮り続けています。

私が写真を撮り始めたキッカケ⇩


 私はこのひまわり畑の景色が好きで、2年連続で撮りに行きました。この農園の主催者は「見る人に喜んでもらいたい」という気持ちでひまわりを育ててこられたようです。

 その気持ちが人々に伝わり、多くの人の目に触れる機会が増え、有名スポットになっていきました。1年前は人気YouTuberやTV局が押しかけていたようです。

 私がこのひまわり畑を訪れた時間も、カメラマンで賑わっていました。

 それはもう、

「ヨドバシカメラの三脚売り場ですかね?」

と言いたくなるくらい三脚が並び、周辺道路も渋滞するくらいの大盛況でした。


 2024年の夏。
 この農園では、もうひまわり畑を見ることはできません。

 1年前の大盛況の裏側では、カメラマンと近隣住民とのトラブルがあったようです。私が直接トラブルを目にすることはありませんでしたが、人が集まり過ぎたが故の問題はあったのかもしれません。

 農園側は2024年のひまわり畑の開放を取り止めにしました。

 農園主催者が「見る人に喜んでもらいたい」という思いで始めたひまわり畑。

 苦渋の決断を下さざるを得なかったようです。


 撮影場所がいつまでも変わらずにあるとは限らない。美しい場所が消え去る原因の一つに、カメラマンのマナー違反があることを、時折目の当たりにします。

 カメラマンのマナー問題は、写真が好きで撮り続けている私も他人事では済まされないと思っています。

 自分の好きなことに夢中になると、つい周りが見えなくなってしまうことがあります。被写体に集中している時は、自分でもその傾向があると感じています。

 だけど写真が好きだからこそ、その場にいる人たちが気持ちよく過ごせるよう、配慮を忘れないようにと改めて思います。

 それが未来の美しい風景を守るために、今私にできること。そして写真を楽しみながら、美しい場所を多くの人に共有していきたい。

 今回の記事はここまで。
 最後まで読んで頂きありがとうございました。

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