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「やらなければならい」ことを「やりたくて仕方ないこと」に変える技術

「最近、自分がやりたいことが分からない」
「なんか、モチベーションが上がらない」
「人間関係に関わるのに疲れた」
「会社から数字を追わされるのが辛い」

あなたにも、こんな「悩み」ありませんか?

前々回の記事で「悩み」を一瞬で解消する方法を
説明しました。

「悩んでいる状態」から「考えている状態」に
変えるためには「ゴールを設定する」ことが
重要だと書きました。

そして前回の記事では「want toのゴール」を
設定する必要性と、「常識」によってゴールが
「have toのゴール」になっている可能性について
説明しました。

今回は「have toのゴール」から抜け出すために
「抽象度」について解説します。

自分のゴールを「have to」と「want to」で分ける

例えばあなたが会社の営業部に所属している
チームリーダーだとします。

仕事の中のゴール(目標)に限定したとしても
たくさんのゴールが思いつきます。

「個人売上の連続達成」
「チーム売上目標の連続達成」
「社内MVPの獲得」
「チーム内の人間関係の良化」
「チームメンバーを一人前に育てる」
「部長に昇格する」
「自己成長を感じたい」
「起業してお金持ちになりたい」

ただ、実際にこの中で「want toのゴール」は
「自己成長を感じたい」だけが心から望んでいる
ことでした。

他のゴールは

「リーダーだから」
「上司から『お前もMVPくらい獲れよ』と言われた」
「男だったら一度は一国一城の主を目指すべき」

など「役職」や「上司からのプレッシャー」
「社会通念的な言葉」から思いついた内容でした。

これは心から望んでいるモノではないので
「have toのゴールです」

実際には「want toのゴール」でないものは止めれば
いいのですが、

「個人売上の連続達成」
「チーム売上目標の連続達成」
「チーム内の人間関係の良化」
「チームメンバーを一人前に育てる」

などは、自分の役割として嫌でも目指さなければ
いけないもの
の可能性があります。

こういった「have toのゴール」が混じってしまう
時に必要になるのが、

「抽象度を上げてwant toのゴールで括りなおす」

です。

「have toのゴール」を「want toのゴール」で括りなおす

抽象度を上げるときのコツは

・自分だけでなく、他人の幸せも含める
・より多くの人を含めたゴールを考える

この2つの視点で考えると抽象度を
上げやすくなります。

例えば「自己成長を感じたい」は「want to」なので

「個人売上の連続達成」
「チーム売上目標の連続達成」

も含めて括りなおすと

「業界内でお客様の悩みを解決することにおいて、圧倒的な成果を出すことができる営業チームのリーダーになる」

と設定すれば、

当然、自分の個人の営業目標はクリアーして
ないといけないし、売上目標未達成のチームで
あってはいけないので、売上目標達成は出来て
いて当たり前になります。

また今の自分がそれを実現できるリーダーでは
ないとしたら、このゴールを達成すれば当然
「自己成長」も感じられます。

このように「have toのゴール」を包摂するような
「want toのゴール」を設定することができれば、
「have to」のことも自分がやりたいことの一部に
することができます。

もしあなたが、どうしても「have to」のことが
ゴール設定から外せないときは、ぜひ「抽象度」を
上げて、「want toのゴール」で括りなおして
考えてみてください。


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