元不登校息子の三者面談は気づきがいっぱい
今日は息子の全日制に編入して初めての三者面談へ。
不登校になる前、中学での三者面談と言えば、先生と私が事前に打ち合わせして、私が聞いて欲しいこと、確認したいことを先生から息子に聞いてもらったり、あまり触れてほしくないことなどを伝えてあって、事前に準備された場に息子がいるという感じでした。
もちろん、息子は知りません。だから、必ず釘を刺されていました。母さん、余計なことを言わないでよと。確かに、つい息子が止まってしまうと、私が喋ってしまうパターンあったので、それがいやだったんですね。懐かしい。
今回は、もちろんそんなものはなく、面接の時間20分前に息子の寮について、5分ぐらい息子の進路を確認して、書類書いて、バタバタと学校へ。
先生に会うのは、編入前に顔合わせをした以来。メガネをかけていた印象だったのに、メガネじゃなくて、私の記憶違いだったのか、自分が不安になる 笑。息子に後から聞いたら、メガネじゃないって。ヤバイ 笑。
面談時間、20分の予定が1時間弱。意外と、先生が突っ込んだ質問をするので、それに自分の言葉で自分の考えを答える息子。そこまではいいんだけど、何だか噛み合わない。
息子は聞かれたことに少しズレたことを答えているので、また先生が角度を変えて同じような質問をする。やっと聞かれていることがわかり、答えるも、言葉が足りなくて、先生にはうまく伝わらず。それに対して、先生も勘違いしてしまって、息子に質問し返す、、、なんか変な感じになる 笑。我慢できずに、息子のフォローに回る。
一つの項目に対して、これをやっているから時間がかかる。しかも、面談日は平日のみだったところをお願いして土曜日にしてもらった。だから、次の子もいないし、時間を気にする必要がない 笑。じっくりゆっくり話をする感じ。
結果としては、良かったのかもしれない。普段、先生とこんなやりとりをしているんだなというのがわかったし、意外と息子が喋れていることに一番驚いた。ちゃんと自分の考えを伝えている。内容はともかく(はちゃめちゃすぎて、隣で聞いていられなかった 笑)、意見を持っていてそれを口に出せるって、かつての息子からは考えられない。本当に成長したなと思う。こんなに変わるんだなって。
進路の話のあとは、普段の生活について。
朝の遅刻の話も、なかなか面白いやりとりだった。えっ?それで納得するんだというところで、先生の話にはい、と返事をしていた息子 笑。
あと提出物について。先生が言う。そういえば、〇〇くん、これ苦手だって言ってたね、と。おーすごい、苦手なことを自分で伝えていた。そこで先生の提案がまた良かった。
「じゃあさ、お母さんに見せるお手紙は、配られたらすぐに写真撮ってLINEで送っちゃうことにする?先生声をかけるから」
なんと、ありがたい。すぐに私、
「それすごく助かります!対応していただいてありがとうございます」
その後の先生の言葉も嬉しかった。
「卒業するまでには、ちゃんとできるようにしような。先生、大学まではついていけないから」
高校生にもなって、こんな風に対応してもらえるって、ありえないのかもしれないけど。息子が苦手なことだと伝えたからこそ、対応してくれるんだと思う。
中学で不登校だったことも、編入前も親元離れて生活していたことも、もちろん先生は知っている。だからこその対応でもあるのかなと思ったけど、ひとりひとりに合わせてくれるのは本当にありがたい。
中身の濃い三者面談だった。私の知らない息子を見た。
息子を見ていて、これは私かもしれないとも思った 笑。気づきがたくさんな1時間でした。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
ひとりごと
この面談のあと、車に乗ってからが大変だった〜 笑。それは次回に。
うちに戻ってからは、すごい展開があった。あ、私のことです。やっぱり、今人生のターニングポイントにいるのかもしれない。流れがすごすぎる。