僕のこと、変えようとしてるでしょ?(34/90)
不登校だった息子と会話をしていて、
よく言われる言葉。
最近は、娘にも言われることがある。
変えようとして声をかけているわけではなくて
こうした方がいいんじゃない?と言っただけでも
息子は自分を変えようとしていると思うらしい。
子どもを思うがあまりに、先回りして声をかけている事もあったり、自分でも気づかない間に言ってしまっている事もある。
でも、これもきっと無意識に心配しているから出てしまうんだと思う。
相手の経験を奪ってはいけない、ことを知り
確かにそうだよなぁと思った。
特に、息子の場合、自分で経験して得たことでしか、納得できないことが多いから。
失敗も成功も。
私がその前に声をかけてしまうと、その機会を奪ってしまうことになる。
振り返ってみると、
そんなことばかりしていたかもしれない。それを後悔したり、反省だけするつもりもないけど。
きっと、私もそうやって育てられてきたんだと思う。だから同じことをしてしまっているんだよね、それしか知らないから。
でも、私だって母にそんなことを言われて嫌だと思ったこと何度もあったはずなのに。
親になると、やっぱり子どものことが心配で、なるべく、順調に進んでいって欲しいとか、苦労はさせたくないとか、勝手に思ってしまっていたけど。
不登校を経験した息子を見ていて思うのが、一見マイナスに見える経験もやっぱり必要だったってこと。そこがあるから成長できるんだなと思う。
そして。
相手を変えようとする言動は、もしかしたら自分のためにしていることかもしれないってこと。
先回りして失敗を回避したいと言う思いの裏側にはそれが実際に起こった時に、子どもも困るけど、私自身も困ってしまうから。
その状況に、私がなりたくないから。
結局は自分を守りたい行動でもあるはず。
でも、息子の問題は息子の課題。
だとしたら、私はちゃんと切り離さなければいけなくて、息子のことを思うのであれば、余計な意見をいうより、やっぱり見守る姿勢の方が大事だと思う。
さじ加減がむずかしいですね。
でも、少しずつでも出来たらなぐらいに思っている。今までやってきたことを変えて行くには時間がかかるはずだから。
あくまで、私のペースで。
息子につっこまれながら、一緒に成長していく、で、いいかな。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
ひとりごと
息子のその日の気分もあるから、
結構、私が意見しても、
素直に受け入れてくれる日もある。
私もそうだったよ、思えば。
お年頃もあるかな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?