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元不登校息子の家族に対しての想い(90+23)
昨日、家族4人で地元の祭りに。旦那さんの実家がとても便利な場所で、祭りの運行ルートにあるで、いつもは交通規制がかかる前に早めに車で行く。
しかし、今回はなんとなくそれぞれみんな予定があり、早めに出れないことがわかったので、旦那さんの提案で30分ほど歩いていくことに。当たり前だけど、子供達が小さい頃は歩いていくだなんて考えたこともなかったから、月日の流れを感じる。
なんとなく、歩き始めて、息子が遅れて歩いていたので、立ち止まり待つ。ちょうど、娘が旦那さんと会話をしていたので、私も息子と話す。
明らかに、テンションが低い感じだったので、「どうしたの?」と声をかける。
「急に気分が悪くなったかも、、、」と。
私「え?なんで?」
息子「家族でいると、なんか、、、」
私「んー、そうなんだ。でもさ、家族でいるのが嫌なわけではないんでしょ?」
息子「うん。」
私「嫌だったら、不登校中だって一緒に旅行、行ったりしないもんね。」
息子「うん。」
ここで私、勝負をしてみる。
私「父さんもさ、●●(娘)もさ、気を使ってるんだよ。」
息子「え?そうなの?なんで?」
私「不登校中、会話したくないのかなって思ってたから。母さんも、少し前までは〇〇(息子)に気を使って話してたって前に言ったじゃん。でも、〇〇にもっと会話したかったって言われてから、そうだったんだってわかってさ、じゃあ普通に会話しようって思って話すようになったんだよね。だから、今はホント前のように〇〇と会話してるでしょ。」
息子、涙をぬぐう。
私「だから、〇〇が会話したいなと思うなら、普通に話かけてみればいいと思うよ。そしたら、普通に話してくれるから。」
自分からバリアを張っていたのに、家族が気を使って距離をとっていたことを気づいていなかった。だから、家族でいても、疎外感のようなものを感じていたのかもしれない、ずっと。もしかして、楽しい旅行中もそうだったのかなぁ。いや、それはない。だって、ディズニーで楽しんでいる時の息子の笑顔は本物だったから。
しばらく涙をぬぐいながら歩く。
祭りを見ている最中もいつもと変わらない息子。
帰り。息子は先に帰りたいと言うので、自転車を借りて一人帰る。
私たちはまた歩いて帰ることに。
ちょうど息子もいなかったので、旦那さんに行きのやり取りを伝える。
旦那「そっか。気を使っていたことに気づいてなかったんだ。ただ、無視されていると思っていたのかな。」
私「だからさ、もうさ、もっとこちらからも普通に会話していいんだと思うよ。」
うちに帰ってきて、ふと思った。
私の家族も私に対して、そうだったのかな。
そう思うと、泣けてくる。
学校を休みがちだった私。それがきっかけで家族がバラバラになってしまったとずっと思っていた私。弟、妹にもずっと申し訳なかったなと思っている。もちろん、そんなこと言われたことはないけど。でも、私の中ではずっとずっとある。
本当に息子を見ていると、自分のことと重なることがある。
きっと、それを自分の中で清算すべき時なんだと思う。
そこからずっと繋がっていて、私のために息子が存在しているのかもしれない。
だとしたら、、、
今自分と向き合う時期と重なっているし、、、
色々とうまくできているなと思う。
不登校に限らずかもしれないけど、大変な状況って必ず意味があるんだと思う。ネガティブな出来事だったとしても、それをどう捉えるか。いつだって自分次第である。
今の私だったら、自分の気分が悪くなるような捉え方はしたくない。わざわざ落ち込む必要はないと思うから。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
ひとりごと
私と似ていて、泣き虫な息子。小さい頃は本当によく泣いていたけど。最近は怒りで泣くことが多かったから。昨日の涙は正直びっくりした。夏休み、少しでも距離が縮まったらいいなと思う。
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