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今週の繊細カレーは大阪です(10月9日~10月15日)



カオヤム堂に行くためだけに大阪に行ったのだ。

福岡のアジアンマルシェに魅了されてから、カオヤムをずっと調べていた。
カオヤムはハーブとご飯をぐじゃぐじゃ混ぜて食べるタイのご飯。
私が特に愛するご飯の一つ。

なんと大阪には、カオヤムを店名にまで掲げるお店があるらしい。
それは行くしかないでしょ。


新幹線から降りて、まっすぐカオヤム堂をめざす。

ついた。

アジアンかつガーリーな雰囲気。
女性のお客さんが多い。
大阪のみんな、カオヤム大好きすぎるだろ。


と思いきや、タイ料理の代表選手が勢揃いしている。

なるほど、たしかに中に入るとカオヤムを食べている人はそんなにいない。
SNSにはカオヤムの写真ばかりなのに。

にしてもカオヤムのメニューだ。
カオヤムに目玉焼きや挽肉いためをトッピングするか深く考えた。
目玉、まで言いかけて、せっかく来たんなら完全ベジなカオヤムを食べるべきだと初心にかえる。


カオヤム(1100円)

綺麗な皿。
スリランカ料理のようにご飯をぐるっと囲むハーブ。
入り込んでくる陽射しでさらに綺麗に見えた。


構成はいわゆるカオヤム。
フレッシュなバイマクルー、レモングラス、海老の粉末、ナッツ、タマリンドが効いたソース。

思いっきり混ぜる。
鼻から口から、全ての穴という穴が香りを感じ、幸せになる。
混ぜれば混ぜるほど美味くなる。混ぜれば混ぜるほど香る。

こんなに混ぜるほど美味くなる料理は日本ではかなり少ないよね?

カオヤムがもっと日本に広がっていけばいい。
代々木公園でカオヤム祭とかやってくれる将来に期待しながら、お会計をする。

欲を言えばカオヤムにフルーツも欲しくなったりして、さっそく帰ってからカオヤムを作ることにします。


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カオヤム堂
住所:大阪府大阪市北区本庄西1-5-11(天神橋筋六丁目駅より徒歩5分)
営業時間:11:30~〜22:00
定休日:不定休


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