今週の肉汁カレーは福岡です(7月4日~7月10日)
10時50分。
とんかつ亭ひさやま が開店するまであと10分。
お店の前には10人くらいの列ができてた。
今日は、その1番目に並んでる。
サラリーマンは、お昼の休憩時間を早めにとったのかな。
斜めからのアングルのメニュー。
なんか知らんけどカツカレーしか見えなかった。
カツカレー(1350円)
あつすぎて湯気がかかっちゃうタイプ。
キャベツはもりもり。ラッキョと福神漬けのために生まれてきたこのお皿。なんなんだろこの形。こんなお皿まで用意されてるとは。店主、カレーだいすきなんでしょう。
卓上デッキにはマヨネーズ、ゴマドレッシング、辛子、ソースがゾロリと並んで、これからのカレーがどんな風に変わっていくのかワクワクしかしない。
あれ。
1分くらい眺めていたら、さっきよりもカレーがシャバシャバになってない?
トンカツの断面から出てきた肉汁でカレーがシャバシャバになったのか。この現象は今まで経験したことがないぞ。絶景すぎ。
すすってみると、豚のエキスでカレーがえらいことになってる。これ、ブイヨンじゃん。やられたー。
甘みと野菜のつんとした酸味と肉の明らかに過多なアミノ酸。この味、全国民の好みの味です。
一方そのころ、カツは、そんな完璧なカレーに負けることのない、分厚くて男らしい存在感を放ってる。お互い手を取り合っている。ソースだけで食べてみたらそれもまた好きだった。酸味の効いたどろどろのソースがやたら美味しいんだけど何者?
楽しい時間はすぐ終わる。
カツカレーのカツとルーのバランスには哲学が宿っているのだ。さっそくですがひさやまさんの宗教に入信しようかと思います。
=====
とんかつ亭ひさやま
住所:福岡県糟屋郡久山町山田2785(香椎神宮駅より車で15分)
営業時間:11:30~14:30 17:30~21:00
定休日:日曜日
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?