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ニコライバーグマンの有田焼花器【商品分析⑰】

ニコライバーグマンのインスタグラムを見ていて、一目ぼれしたのが、この花器でした。

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ヨーロッパのどこかの国の陶器かと思いきや、有田焼でした。

パッと見た感じ有田焼とは思えないほど異国情緒な雰囲気を漂わせていました。

ネットショップやカードの説明によると、

「ニコライ・バーグマンは、以前より日本の伝統工芸の細部にまでこだわる職人技や、時間と手間を惜しまない制作とその歴史に、深い尊敬の念を抱いてきました。(略)

実際に有田焼の窯元を訪問して職人と語り合うなどの機会を経てきました。(略)

ニコライ・バーグマンが日本の国家である菊からインスパイアされたアイデアを器のデザインに落とし込み、細やかな職人技が凝縮した芸術品とも言えるコンテンポラリーな作品に仕上げました。」

とあります。

ニコライ・バーグマンが有田焼の良さを発見して、じっくり研究して作ったことが伝わってきました。

実際に購入してみて、直に見たり触ったりすると、心地よい感じがします。側面の菊の模様が寸分の狂いもなく美しく調和がとれています。上から見た円さ加減がいい感じで心惹かれるのです。大きさといい、白の発色具合といい、ずっと見ていても飽きません。

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           <上から見た状態>

手触りも少しざらつき感があって、引っかかる感じが心地よいです。

よく見かけるように、台座がセパレートになっているのかと思っていましたが一体化しています。きっと難しかったことだと想像します。しかし、台座と花器のバランスがよく、台座の茶系色が上の白を引き立たせています。

このお色目ですと、どんな花でもしっくりと収まりそうです。

有田焼というと日本柄でしか見たことがなく、なんとなくあんな感じというイメージを持っていましたが、こうやって外国の方が表現すると、また違う表情を表し、改めてその素晴らしさに気づかされました。

日本の職人技を、もっといろんな人が表現してくださるといいですね。


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