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迷ったときこそ、本当にやりたいことをやる

悩みや苦しみはいろいろあるけれど、本当に欲しいものって何?
簡単に手に入るものは簡単に失うとも言うし、
立ち止まってリセットするからには、どうせならそれまで以上に戻したい…と、心の中では思っている。
そんなこんなでいろいろ考えた今の気持ち。

いい意味で現実と向き合った機会

子供の頃は欲しいものがあれば物理的にも精神的にも、周りの支えがあって今の自分があったと思う。
家庭環境や経済状況など、詳細は人それぞれだけど、生まれてこの方誰にも世話になったことがない人はいないだろう。

さて、大人になったら今度は自分のことは自分で面倒を見るのは当たり前。なんだったら、子供や親の世話をする支えになる側になるのである。
そんなことにようやく実感を覚える年齢にもなっている。

そんなとき、目の前に欲しいものが来てくれるのを待っていていいのか?
自分が欲しいものだけを我慢して、自分が支える人たちに必要とされることを努力して手に入れることも求められる。
その責任を果たして初めて、大人になったと言えるんじゃないか?

直感よりも、一歩引いて理想を見る

そこでタイトルに挙げた「本当は」である。
ここで言っているのは、子供の頃のおもちゃや雑誌に載っている美味しそうなスイーツではなく、「実は」思っている要望や想いである。

「安月給だけどほんとは親に頼られるぐらい稼げたらいいのに」
「こんな遊んでるけど、ほんとは〇〇に挑戦したいけど踏み切れない」

夢が目標になるためには

先に言うと、「夢を持たなければいけない」という話ではない。
少し酷な話だが、普通を目指すのもそれなりに「計画的に」と言うことだ。

実際に書き出してみるとわかりやすいが
・自分は何歳まで生きて、親や子供は何歳ぐらいになるのか
・毎月どれくらいお金が必要で、合計いつまでにどれくらい必要なのか
お時間があれば、ぜひライフシフトなどを読んでいただければ。
https://str.toyokeizai.net/-/book/life-shift/

そうすると向き合わざるを得ないのが、これまでやってきた働き方(職業、業種)、理想が高い人は立場そのものを変えざるを得ないかもしれない。

先の話に戻るが、あなたのことはあなた次第。どんなにクヨクヨしたって、求めるものは手に入らない。ガンになってから保険に入れないように、緊急になってからでは遅いのである。

確かにそれを現実にするためには、意図してプロセスにする必要がある。
無茶苦茶に頑張ったって、欲しい将来につながってなければ水の泡。
論理的思考やPDCAなんて仕事で言われているけれど、最重要課題の自分の人生にこそ当てはめるべきだと思う。

笑う門には福来る

ということで、どうせやらなきゃいけないなら、楽しんでやったほうが継続しやすいし、周りも応援してくれる。

ここでも同じような話で、根性論で頑張るのではなく、どうしたら自分は楽しめるのか、やりたくなるように思い込ませる方法を考えるのである。
好きなアーティスト、アイテム、動画でもなんでもいい。
朝起きた瞬間、仕事をする前の通勤電車、筋トレのトレーニング中など、頑張るときにアガるものをセットしてしまえば、やってしまえば勝ちである。

旅行の準備はめんどいけれど、旅行に行ったら楽しい。
なんでそんなに嫌だったのかなんて忘れて、次はいつ行こうかなんて考えているものである。

誰かが代わりにやってくれるものじゃない

少し前までは、芸能人のようにマネージャーがいて、
今日の予定やそのプロセスを考えてくれたら良いのに、なんて思っていた時期もあったけれど、冷静に考えると一番の醍醐味だと思う。

自分がどうなりたくて、それに葛藤し努力して乗り越えて、理想を叶える。
なんの盛り上がりもない映画や、そのままのレベルでラスボスが倒せるゲームを誰がやるだろうか。

それに本当は何がやりたいかを知っている、もしくは今から正面切って向き合えるのはあなたしかいないのだ。
胃に穴が空くのは本来の自分とのギャップに体と心がついてきてないからだと聞いたことがある。
逆に、ランナーズハイのように痛みを忘れるほどの高揚感で取り組んだ限界もあるだろうが、願望がクリアになる程、優先順位がつくため辞めること/やらないことに置き換わる。

比較はしてもいいけれど効果的に

あなたのことを一番知っているのはあなたで、それを他の誰かと比較したり、優劣をつけるのは野暮な話である。
それが背伸びできる理由になるなら結構、そうでないなら逆効果にもなる。

イチローや大谷翔平など、誰でもない過去の自分と比べて活躍しているエピソードは有名で、それは比較するものが周りにないからそうなっているのではなく、そうなる前から一貫している。
願うことなら、自分もこれなら負けないと言えるぐらい、飛び抜けた生き方ができるよう、今からちゃんと自分に向き合って生きていきたい。


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井上聡/フリーランスエンジニア
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