12月になりました、から湧く感情とマインドフルネス
12月になりました。
このフレーズは、他の月に変わった時より、いろんな想いを抱く人が多いのではないでしょうか?
今年の振り返ったり…やり残したことへの思い。
1年の終わり、という節目だからでしょう。
今を曇らせるもの
あなたはどんな一年でしたか?
マインドフルネスは「今ここ」を生きます。
ですが、敢えて過去を振り返り、観ることで、じぶんの概念に気づき、「今にある」ことを妨げるものを手放すことができます。
思考は局所認識といって、全てを意識にあげることができません。
ごく一部の側面を切り取り、歪んだレンズで見たものを、「絶対こうである」と固定化しまうことがあります。
どんな風に切り取っているでしょうか?
そのような感情が湧いたのはなぜでしょうか?
ジャッジをすることなく、ただ観ます。
すると、脳が勝手に作りだした世界に気づき、手放すことができます。
その色眼鏡を外した時、純粋に「今」を味わうことを妨げるもの、わかりやすい言葉でいうなら、「先入観」「思い込み」「勘違い」「わだかまり」が消えていきます。
未完了を完了させる
私たちは過去のデータの元に「今」や「未来」を見てしまいます。
目の前に広がる景色は、過去の記憶と比べたものとして見ているかもしれません。
そうなると、あるがままを体験することができません。
過去の延長線上の未来を想像してしまいます。
昔こうだったから、きっとこの程度と考えたり、またこうなるように、と良かった出来事に執着することで、苦しくなる時もあります。
大掃除で部屋の汚れやくすみをとるように、マインドフルネスで心の曇りをとりませんか?
窓ふきをしたら、部屋から見る景色が輝いてみえるように、世界が変わります。
変化したのは「外の世界」ではなく、あなた自身の概念。
マインドフルに1年を振り返る
マインドフルネス瞑想やヨガを行うと、思考の働きが静かになります。
ツッコミを入れる声や、ダメ出しする思考、心のノイズが小さくなります。
静かな心で、今年を思い返してみましょう。
辛かったことの中にも、感謝できることがあり、失敗したと感じることの中にも、小さな成功へのカギがあります。
どこに光をあてるのかで、見えるものが変わります。
今年あった出来事の評価もじぶんの概念がただそう捉えている、というだけ。
どんな概念がじぶんの世界を定義しているのか?
気づくことができると、心を覆う雲が消え、まっさらな世界を体験することができます。
あなたの今日が良い一日でありますように。
自宅にいながら湯治場に。
オンライン上で心と身体が整い、本来の穏やかな自分に。
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