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どうして私に聞くんだろう?

ママ、どうしたら良い?
毎日毎日、娘たちは私に聞いてきます。

髪型や服装。
部活の選択や、技術の授業で作る本棚の形。

正解があるものならまだしも…
そうではないものばかり。
どうしたら良いのか、わかりかねます。

さーて、どうしたものか…と思っていたのですが
最近気づきました。

娘たちは、私にコタエを求めているのではない、ということ。
この一連のやりとりの中で、じぶんの内側にあるコタエに出会っていくのだと。

これで良いと納得するために、必要なプロセスとしてあるのが私との会話。
本人も気づいていない想いや考えを私が鏡となって映し出すことで、見えてくるようです。

どっちが良い?と迫られ、あてずっぽうで、コタエを言うことがあります。
そんな時は大抵、私のコタエとは逆のものを選択されます。
おいおい、何で私に聞くんだろう…
と思っていましたが、こっちじゃないと気づくきっかけを私が提供していたようです。

だから、気の利いたコタエを出そうとしなくて大丈夫。
娘たちが安心してじぶんの道を歩けるように、今日もただ耳を傾けます。

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