ヒットマンになろう(日記#5)
最近「HITMAN3」というゲームを買いました。
名前の通り暗殺者となってターゲットを殺しまくるゲームなのですが、自由度が高くてすごくおもしろい。
入念に計画を練って事故死させたり、スナイパーライフルで狙撃したり、ゴルフボールを爆弾に変えて爆死させたり、もう何もかも面倒くさくなったら全員撃ち殺したりできるので非常に愉快です。
ただ一つ困ってるのが、このゲームやりすぎて思考がヒットマンに浸食されつつあるんですよね。
もちろん「街中歩いてたらこいつ殺せるなと思う」とか「ナイフを持ったら近くの人間を刺したくなる」みたいな物騒な内容ではありません。
じゃあどういう事なのかというと、
例えば
こんな感じで警備員さんが一人で居るとき、
この人を、
こうして、
こうして、
こうして、
こう。
で、こう。
したくなっちゃうんですよね。
いや「物騒なことじゃん」「ネットイキリか?」じゃなくて。誤解です。説明させてください。
HITMANってステージ内に「暗殺されるためにこの部屋作ったのか?」みたいな絶好の場所があるんですよ。
例えば
プロパンガスの横に栓を緩めるためのレンチがあったり、
栓を緩めたらターゲットがタバコを吸いにそこに来たり、
で、まんまとこうなったり。
「ターゲットを始末できた!見つかる前に脱出しよう!」と思っていたら、
明らかに死体を隠蔽するための箱があって完全犯罪になったり。
ゲームだから仕方ないし、そうしてくれた方がプレイヤー的にも助かるし、楽しいからいいんですが、明らかに「え?建築業者に『ここに殺される用の部屋作ってください』って言ったのか?」「家具買うときにIKEAで『これ部屋に置いたらいい感じに殺されるな』って思ったのか?」みたいな部屋がいくつかあるんですよね。
あとこのゲーム「ミッションストーリー」というシステムがあって、
指定された場所に行くことでストーリーが進行して、ストーリーをクリアすることでターゲットの殺害がやりやすくなるんですよ。(ターゲットと二人きりになれる、ターゲットが事故死する、別の暗殺者がターゲットを殺害する等)
所謂お助けシステムです。
で、ミッションストーリーを進めているときに「警備員に変装する」みたいに「NPCを気絶させて服を奪い取らないといけない状況」が結構発生するんですよね。
そこでもこういうことが起こるわけです。
死にたいのか?
着任した時に「なるべく殺されやすいところで働きたいです」って言ったの?もう「変装に使ってください」っていう配置じゃん。
いつ何に使うんだよその発電機。
とまあこんな感じで「明らかに警備に問題がある空間」を見ると「あそこミッションストーリーで使いそうだな」「変装に使うんだろうな」みたいなこと考えちゃうようになってしまったという訳です。
警備コンサルタントを地で行くな。
他にも
「これ塀登ってから内側からドア開けれるな。いや、人いないからロックピック使えるか?」
とか、
「雨どいあるか。2階の窓開いてるしそこから部屋入れるな」
とかを歩きながら考えるわけです。
変なの。登れる体力もないのに。
このままでは同級生に「いつかやると思ってました」「昔からちょっと変わってるところあったんです」と言われるルートに行ってしまいそうですが、47(主人公。暗殺者。変装の名手。ハゲ。頭にバーコードが打ち込まれている。47は名前。変なの。)は一般人を殺さないので大丈夫です。多分。
あとそもそも私は人間の中でもかなり貧弱な部類に入るので人に危害を加えるのは無理でしょう。これは絶対に。
まぁ要するにゲーム脳になりつつあるという訳ですね。
しかしもう私も大人です。多感な時期だったらまだしも、今さら急にゲームと現実の区別がつかなくなることはないでしょう。多分。
もしnoteの更新が2年近く途絶えたらその時は「あぁ、やったんだな」「地獄に落ちろ」と思っていただければ幸いです。
皆さんも気を付けてね。
お疲れ様でした。
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