映画とおしゃべりの会(アフガンの女の子たちと教育)
先週末、ダベリバシネマ(ドキュメンタリー鑑賞とおしゃべり会)行ないました。
お暑い中、足を運んで下さった皆さま、
ありがとうござました!
鑑賞したのは、
アフガニスタンの女子教育に焦点をあてた
『明日がもたらすもの』という作品。
タリバン政権下の社会を取材した
短いニュース映像をみて
ざっくり背景を理解した後、本編の鑑賞し、
ダベリバタイム(おしゃべり)に入りました。
ニュースでは知っていたけど、
予告編を観てなんとなく想像していたけど、
ドキュメンタリーはもう一歩深くじっくりと
そのことを知り、理解をすることができるなと
毎回感じます。
そして居合わせた皆さんのご経験や知識、感覚はそれぞれ。
同じ作品を観ても感じ方も、意見もそれぞれで、
それらを聴き比べるだけでも面白いし、
違う意見を聞くことで、新しい考え方が生まれたり。
そんな化学反応がうまれるのも面白ポイントです。
今回は・・・
・海外の教育現場を初めて観たのでもっと他国の状況も知りたい。
・アフガニスタン女性って大変。。
・でもアフガニスタンの男子たちの学校ではどんな教育がおこなわれているかが気になる。
・(登場する女の子が家族を説得して学校に通えることになった場面を観て)家族以外に学校という場があって、支えてくれたり相談できる人たちと出会えたり背中を押してくれたからこそ、家族に自分の意見をちゃんと伝え説得することができたのではないか。そういう「場所」はとても大切だと感じた。
・日本でも昔は女性だという理由で4年制大学進学先を家族から制限されることもあった。
・昔から根強くあるその社会での「当たり前」を変えることは難しいけれど、
価値観が違う家族同士であっても(父親と娘など)、じっくり対話することで
変えていける可能性もある。
・児童婚(子どもが慣習や貧困などにより家族によって結婚させられること)で
教育をうけられない状況があることを知った。
・これからの社会を生きる子どもたちには、当たり前や思い込みによって自由を奪っていないかを気にかけていきたい。より自由に生きていけるように、多様な考えや価値観をつたえていきたい。
など、他にも沢山の感想や意見が出ました。
今で満足することなく、これからより良い未来の為に、
今の「当たり前」や「思い込み」に違和感を感じたら、
その感情は大切にして、友人などに気軽に話していきたい。
そして変えていけるのなら小さなことでも声をあげていきたいと感じました。
皆さん、ありがとうございました。
また8月もお待ちしています!