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みなもとの音と出会うⅡ 〜私のシメイ〜
2月11日、紀元節。
維新志士ゆかりの霊明神社様にて実施しました。
みなもとの神様が祀られ、時の使命を背負った維新志士の魂を葬送した場所。
生と死が同居し、混ざり合う神聖な場所でみなもとの音Ⅱは執り行われました。
参加者は九州方面や関東方面からもたくさん足を運んでいただき、
初めましての方もいる中でも、なんだか親戚の集まりのようなアットホームな場からスタートしました。
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冒頭Co-Coや神社さまの挨拶、なぜ音、シメイのイベントをやるのかのご説明から、イベントに入る準備として、志体術コンサルタントでもある湯本なぎささんことnagiさんより「礼」のワークショップ。
「礼」はゼロ化。
正しい「礼」の仕方を学び、綺麗なお辞儀で紀元祭を迎えます。
また東洋日本思想家小山邦彦さんことLeonさんより解説いただき、カタカムナや古事記の斉唱を行いました。
その後の紀元祭では、石笛を購入した前回参加者の方々で構成した石笛部隊が奉納演奏にもチャレンジ!
事前に練習会も行い、Leonさんのリードで滞りなく終えることができました。
厳かな雰囲気の中、神事に参画させていただけるなど、本当に貴重な体験でした。
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その後はいよいよ「シメイ」に迫ります。
田丸印房当主、田丸琢さんことたまちゃんの講義です。
とにかく・・・日本語がどれだけ豊かな言語か。名前が私たちに何をもたらすのか。古代文字で紐解くと何がわかるのか。
たまちゃんの明快な話にみんな聴き入っていました。
その後はLeonさんによる声紋分析の講義。
世の中には様々な研究により自己分析ツールが多く出回っていますが、
声は嘘をつきません。
自分の氏名を何回も言って声を吹き込むと一瞬で結果が出る魔法のツール。
個別にブースを設けワークの傍らで一人ひとり解説していきました。
そして、今回Co-CoのTimさんが自分の分析結果の写真をアップロードするだけでさらに詳しい説明をAIが出してくれるツールも開発。
そのインパクトに会場からはどよめきが起こりました。
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「私のシメイ」を紐解くワークはワークシートを使い、自分の氏名を一文字一文字、ふかぼっていきます。
アーティスティックに絵を使いながら、彩り豊かに表現する方、シンプルに自分の文字の意味を探究していく方、様々でしたが、
とにかく、ワクワクエネルギーが伝わってくる!
お互いにシェアしてさらにストーリーが繋がり、参加者の方々の表情はとても生き生きと感じられました。
これまでの自分はダメだ、もっとこう生きなければ、ではなく、
「え、もう自分、こんな生き方してた!」「そっかこれでいいのか」
と肩の力が抜けていく。
息をするように生きていくだけで、周りと調和し、生態系全体が幸せで満ちていく。
それがJyun-kanの世界です。
データからだけではなく、さらに自分の心からの願いと向き合っていただくために、
NVCのニーズのワークも取り入れました。
子どもの頃に戻って、自分の純粋な心からの願いに出逢いにいく。
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真っ白なキャンバスはそれぞれの色や形、言葉で埋め尽くされていました。
最後、全体でそれぞれ表現したものを「志」として言葉に組み上げていきます。
神社の神主様からは独自に取り組まれている「志プロジェクト」の話がされました。
この神社の成り立ち、歴史から、今の時代の人たちの志を育む場としてこの場があるということ。
地域に解放されたコモンズなのだな、ありがたいな、と感じました。
この場で私たちも自分の志をかたちづくります。
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最後に一人ひとり、自分の志を発表しました。
私が一番、心が動かされたのがここ。
お一人おひとりの表現にオリジナリティが溢れていて、
なんて美しいんだろう!なんて豊かなんだろう!って思いました。
私は自分の名前が嫌いだったんです。
でもそれは自分の使命を受け入れてなかったということでもある。
今はちょっとずつしっくりしてきました。
すでに自分の人生を私たちは生きている。その確信を強め、さらに風に乗って、息をするように働き、
息をするように愛し、息をするように生きていく。
みなもとの世界にようこそ!
Jyun-kanのはじまりを見た気がして、これまでにない安らぎを感じた時間でした。
感謝、感謝、感謝。
次はオランダで開催するぞ!
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今回残念ながら参加できなかったけど、内容が知りたいという方のために
アーカイブ販売を始めます!(〜2025.3.31受付)
お申し込みはGoogleフォームにて受付け、後ほど決済情報をお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
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