国際離婚率(約50%)が高い理由はズバリこれだ!
先に私が思う正解を言ってしまうと、ズバリ「価値観の違いを受け入れられるか」なんですよね。
だから極論国籍が同じでも価値観の違いを受け入れられない国内結婚カップルは離婚するし、価値観が地球の反対側くらい全然違う国際結婚カップルでも、受け入れられれば末長く一緒にいれるものなんだと思う。
よく離婚理由に「性格の不一致」とかあるけど、あれも要は価値観の違いを受け入れられるか?だと思うんですよね。性格や価値観が異なるなんて当たり前で、むしろ同じ人を探す方が難しいので、いかに「お互いの性格や価値観を認めて許容できるか」なのではないかな。
タイの平均気温は29度なんだけど、日本に住んでる日本人が29度って聞いたら大抵の人が「あつ!!」て思うと思うんです。日本は湿度も高いから、体感温度はもっと高いってこともあるもんね。
けど、タイ人に聞いたら「普通じゃね?」なんだよね。だって3-4月ごろの暑季なんて毎日40度超えるから、29度なんてかわいいもんよ、まじで。
で、「あつ!!」と感じる国出身の私が「普通じゃね?」と感じる国出身のタイ人夫に対して「私の国ではあつ!!なリアクションが普通だから、あんたもあつ!!ってリアクションしてくれない?」って価値観を押し付けるのもなんか違うじゃないですか。
逆に「29度くらいでさーもう何言ってんの?普通じゃね?って涼しい顔してろよ」ってタイ人夫に言われたら「は?」って思うと思うし。
お互いにお互いの生まれ故郷の文化や常識からくる意見を変えることは容易ではないし、変えさせるのもなんか違う。だからこそ「あーあなたは普通って思うんだね。私はあつ!!って思ってるよ。それぞれ違ってて面白いね〜」くらいで、理解しなくてもいいけど自分とは異なる意見を持ってるんだってことを尊重できたらいいんだと思う。
彼の意見に対してあまり深入りすることなく「タイで生まれ育つとそんなふうに解釈するんだね」って面白がるくらいの人が長続きできるんだと思うんです。
国際結婚の場合は、国内結婚に比べて価値観の違いが著しいから、イコール離婚率も高いってだけで国籍云々ではない。いかにお互いの違いを尊重できるか?の人間力を求めれるのよ国際結婚は。
とかって涼しい顔して言えるようになるまでに、私もたくさん夫と喧嘩してたくさん傷つけてきたけどね。
でも、結婚7年目になる今でも仲良くやれてるのは、決して完璧にできなかったとしてもいいから、互いの違いを尊重しようとする思いにあるんだと強く思っています。
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