なぜ僕らは働くのか01
1年ほど前にこの本を手に取った。
その時は、子ども向けかと感じた。
確かに主人公のハヤトと同じ世代が読むと良い。
でも、今の自分には必要かもしれないと
今一度、手に取る。
あらすじ
東京で暮らしていたハヤト。
ハヤトは中学受験を経験する。
無事合格したものの、周囲に劣等感を感じて不登校になってしまう。
ハヤトを心配した両親は母親の実家のある広島に引っ越すことを決断。
ハヤトは市内の公立中学校に転校する。
そして、出会う。
君が生まれてきてくれたこと自体が
私たちにとって奇跡で、
生きているだけで
君には価値がある。
最終章にこう書かれている。
生きていること = 価値あるもの
これが無条件のものならば、価値づけしようとしているのは誰?
自分?
他者?
価値をつけるための仕事?