【カウンセリング事例】夜に寝ようとしない子供のケース
2020年4月27日㈪です。今回はおしゃべりが大好きでなかなか寝付かない子供のケースのシェアになります。
両親は毎日クタクタに疲れてしまっています。
どのように接したら良いでしょうか。
フュ~イゴ~👇👇👀
【寝ようとしない子供のケース】
あなたは、エマちゃん(5歳の女の子)と母親のカウンセリングを担当しています。
エマちゃんはおしゃべりが大好きで、幼稚園であった事などたくさんお話しをしてくれます。
しかし、おしゃべりがとても長く、夜におしゃべりをはじめると止まりません。時には夜中の12時近くまでおしゃべりを続けます。
両親は寝かしつけようと3人で布団に入りますが、それでもエマちゃんは話を止めません。
幼稚園での出来事や、友達との会話など様々な事を一生懸命話そうとするエマちゃんの気持ちを踏みにじれない両親は、毎日クタクタになるまで話に付き合っている状態です。
今回は、夫婦が揃ってカウンセリングに訪れました。
その時の会話↓↓
あなた
「5歳の子供が夜の12時まで起きていて話し続けるのはいい事なのでしょうか?」
父
「もちろん、よくないことだと思っています。。。。」
あなた
「なるほど、よくないと思いつつも、いつも遅くまでお話に付き合ってしまうのですね。よろしければ、その理由をお聞かせ頂けませんでしょうか?」
父
「楽しそうに話しているのに、無理に寝かせるのが可哀想で…。」
母
「それに、育児書にも”子供の話はちゃんと聞くように”と書いてあります。しかも、”話を聞かない親には、子供は自分の気持ちを話さなくなる”とも書いてあります。」
【GOODな対応】
『寝かせるために一貫した態度をとる』
夜ふかしが習慣化されつつあるので、時間を決めて寝かせる事を一貫しておこないます。
はじめは寝付かないかもしれませんが、少しずつ生活リズムを修正して行きましょう。
長期的な視点で、子供にどう対応するべきなのか、両親と一緒に考えるようにしましょう。
【BADな対応】
『”子供が可哀想”という気持ちに寄り添ってしまう』
子供を優先する気持ちは素晴らしい事ですが、子供の話をしっかり聞くことと、子供の言いなりになるのは違うので気をつけましょう。
【まとめ】
✅夜更しが習慣化しつつある子供には、寝る時間を定めて態度を一貫させる。(例外はつくらない。)
✅子供の話をしっかり聞く事と、子供の言いなりになるのは違うので、気をつける。
✅子供を優先する考えは素晴らしいが、夫婦の時間も大切である。
👆感想。
子供が生まれると、「子育てをメインに生活を送らなくては」と力んでしまうと、発想が歪んだり視野が狭くなってしまうのだと思いました。
はい。いかがでしょうか。
今回はこちらで以上となります。
よろしければコメントもおまちしております。
最後までお読み頂いてありがとうございます。
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