効果絶大‼️絶対やるべき子どもたちの「食」への意識が変わる,給食指導の工夫3選‼️
みなさんは,嫌いな食べ物がありますか❓好き嫌いせず食べることを子どもたちに推奨する以上は,きちんと自分にも厳しくないといけませんよね🥴
ちなみに私,なんかエラそうなこと言ってますが
嫌い(苦手)な食べ物が・・・あります🥹笑
幸いなことに,私が苦手なものは給食にほとんど出ることはないので安心しています😎みなさんは,こっそり残してますか⁉️それとも頑張って食べてますか⁉️そもそも皿にすら乗せさせませんか⁉️笑
ということで,今回は給食指導に関するお話です😌この記事を最後まで読んでいただければ,2学期以降の給食指導のヒントが得られる上に,ピストストーリーズの苦手な食べものがわかります‼️笑
「食」は価値観は家庭環境に大きく依存する
学校での給食指導といっても,食の回数は家庭の方が大きな割合を占めます。どんな素晴らしい給食指導や食育の授業をしても,やはり子どもたち自身のこれまでの「食」における経験が全てです。豊食の時代,食べ物に好みはあるのはある意味,必然なのかもしれません😣💦それでも,好き嫌いがどうこうよりも,子どもたちに伝えていかなければならないことがあると思います。それは,
「命をいただく感謝の気持ち」
を,絶対に忘れないことです。今も昔も,そしてこれからもこれだけは時代が変わっても変わらないはずです☝️「いただきます」という言葉に全てがギュッと凝縮されています。給食を作った調理員さんだけでなく,もっと先の先,野菜を作っている農家の方,流通に関わる方,食材となっている「命」までしっかりと広く意識をして「いただきます」という言葉を発すること,そんな当たり前の積み重ねが「食」に対するリスペクトを生み出していきます。
分かってるんです。分かってるんだけれど,どうしてもそこにエネルギーを投下できないのが現状。小学校での給食指導は本当に時間との闘いです。アレルギー,量の調節,おかわりどうする,これ嫌だぁー,などなど毎日そんなところまで気が回らないよ💦そう思いますよね😖なので,今回は給食指導において「命をいただく感謝の気持ち」を子どもたちに伝えるための誰でもでき,るちょっとした工夫を紹介しますね‼️
🟧①給食の話題に1日1回必ず触れる
すぐできて,意外な効果を発揮します。もちろん,給食前に係の子が献立を読むのではなく,またクラス全体に話すわけでもありません。そうではない,どうでもいいところで毎日話題にするのです👍朝の会の先生の話でするのは,やめましょう。たまになら良いのですが,毎日やってるとだんだん効果がなくなって,もはやただの献立連絡化してしまうだけです💦授業などではない,日常で話題にすることが実は効果が大きいです。具体例を挙げると・・・
休み時間に運動場から帰る際に,給食室からの匂い反応して
「お,今日はオニオンスープ系か⁉️あれ,美味いんだよなぁ😚」
「この匂い,今日は間違いくカレーやな‼️何カレーが一番好き❓」
献立表をぼーっと眺めて「何してんの⁉️と言われたら
「いや,次の揚げパンいつかなー⁉️って思ってさ😚楽しみじゃない⁉️」
5,6時間目の体育の後,子どもたちと教室に帰りながら
「もう腹減った😵・・今日の給食何食べたんやったっけ⁉️💦笑」
といった感じです🥴何となくニュアンスは伝わったのではないでしょうか✨
こうして種をまいておく事で,子どもたちが自ら給食の話題を持ち出してくれるようになります。大事さを伝えたいなら,それについてたくさん話せる事が必要ですよね‼️
🟧②時にはあえて「死」という重たい言葉を使う
ハンバーグやお肉はお代わりしたい子がたくさんいます‼️もちろん,量に限りがある事なので,何らかの手段で配分するわけですが,中にはもっと食べたくて,ついつい良くない態度を取ってしまう子もいます。そういう時はあえて
「・・・このおかずのために,牛(さん)何頭死んでると思う❓」
という感じであえて「死」という強めのワードを自然に入れて,言葉がけをするんです。子どもたちは,敏感に察知して考えてくれます😌「一生懸命作ってくれたんだよ」より「牛が死んでるんだよ」が,心に響く時もある事を知っておきましょう。この方法はあくまで「時には」という事を忘れてないでくださいね💦毎日給食の際に「○○が死んでる」と聞かされては,気持ちが沈んでしまいますよね💦笑
🟧③お箸は結界
一部のメニューを除いて,基本給食はお箸で食べますよね。そして,そのお箸には古くからの歴史や使い方の細かいマナーが存在します。これらを一つひとつ厳しく指導する必要はありませんが,それでも配膳の時に私が必ず伝えるようにしていることがあります。
お箸の横置きは「結界」という意味
食べ物は「命そのもの」です。自然界からのいただき物なので、しっかりと敬意を表し,箸の向こうは神聖な領域であると捉えることで箸が結界の意味を持つようになったと言われています。
給食で「いただきます」をきちんと意識させるだけでなく,その時に一緒に「お箸の結界」を知って横置きの境界線を意識させます。
「手をしっかり合わせて,お箸の結界」
小さいことかもしれませんが,そんな簡単に「食べることは生きることだ‼️」的な境地に子どもたちが立つことなんて,まずありません😌こういう積み上げを根気強くしていくことが大切だと思います。
🟧エンディング
今日は給食指導に関しての記事でした。命をいただく感謝の気持ちを伝えるために,誰でももできる工夫として①給食の話題に1日1回必ず触れる,②時には「死」という重たい言葉を使う,③お箸は結界,の3つを紹介しました。2学期からの給食指導のヒントになれば嬉しいです😆
あ,ちなみに私が苦手な食べ物は,夏野菜の中の緑色をしたちょっとネバネバした3文字のアイツです😝笑 たまーに給食にも登場しちゃうんですよね😱
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