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生きるということ
タイトルをみて、ピンッとくる方もいると思います。
はい。大好きな俳優さんが亡くなられて、もれなくロスになってます。
私自身、自分が体験したさまざまな虐め、
父親の浮気、
不倫相手からの執拗な虐め、
母の鬱、
母の借金などなど、色々あったので
今回旅立たれた大好きな俳優さんと同じ事を考えた事が幾度とあります。
特に自分に対する虐めと母の鬱と借金。
一人っ子、高卒、都心に出て一人暮らしをしていた時にあった母の病気はキツかったです。
働いても働いても、お金が足りなくて
仕送りしてもすぐに使ってしまう母。
仕事でも私に余裕がないため、
人間関係が上手くいがない上に
母が借金した相手から、毎日電話がかかってきて罵声を浴びる日々。
心も身体もボロボロで、少し休みたくても休む事もできなくて
電車代すらなくなり、片道3時間歩いて帰宅した事もありました。
その時は何度となく、生きる事をやめてしまえば楽になれるのか…とも考えました。
ただ、私の場合、そんな事を考えてる時に
普段、全く連絡してこない人から電話があったり、事情を察して連絡をくれる方がいたのでギリギリの所で持ち堪え、今があります。
今の日本
大好きな俳優の死をニュースで見てから、私自身の辛かった日々が思い返されます。
そして、ふと気になった事。
今の日本は、果たしてどれくらいの人が自ら生きることをやめているのだろう?
世界で13位。
G7の中では、1位だそうです。
政府も17年から対策に乗り出しているそうですが、その対策について、私は知りませんでした。
そもそも、日本の国民性と自殺には親和性があるのではないでしょうか?
・ひと様の厄介にはなれない
・潔く死ぬ
・死んでお詫びをします
こういった考え方が、根深くある気がします。
また、メンタルヘルスに対するリテラシーの低さも問題だと思います。
ストレスにより、体調を壊した場合
・仕事のできないやつ
・弱いやつ
といったレッテルが貼られ、例え休職しても復職が難しかったり、上司の理解が得れない事が多くあります。
理解が得れないと分かっているので、みんなギリギリまで我慢をする→精神疾患となる→それでも専門医に行けない(偏見が怖い)
こんな悪循環が生まれるのではないでしょうか?
ならば、国の政策として
幼少期の教育から、多様を認め、協力できる社会の必要性を教えていく事も大切なのではと、何も勉強してない私が偉そうに考えてみました。
令和2年6月末までで、自ら生きる事をやめた人達は「9,336人」
社会が優しければ救えた人達が「9,336人」
この数字をみて、皆さんはどう思われるんでしょう。
人に優しく、自分にも優しく。
生きる為に、時には逃げる事も大切。