移住後も必要必然ちょうどよかった!

2011年12月
「奇跡的に住居兼店舗を新築」

ぼろ家を改修してくれた工務店さんがとてもいい方で、将来古民家を買って農家レストランをしたいと相談すると、「それならうちが建てたるで」となり、土地もイメージしていた谷の山際に工務店さんが持っていたのを格安(380坪で300万)で売ってもらう。
ラーメン店を売却した資金はあったが次の運転資金に残しておきたかったし足りなかったのでフリーター同然だったがダメ元で住宅ローンを申請。
奇跡的にローンが通り、無垢の建材、薪ストーブ、WB工法、電磁波対策、井戸などナチュラルな住居兼店舗を新築することになる。

空いたぼろ家に10歳下の弟が脱サラして移住。お茶屋で修業し、シェアハウスを始める。

2012年1月(35歳)
「メンター船越さんと重ね煮と出逢う」

塩見さんから聞いていた岡山の自然食の宿、百姓屋敷わらの船越康弘氏が新神戸に7回連続セミナーを受けに来るついでに神戸で重ね煮料理を習っていた人のお店で講演会をやると訊き、新神戸からお店までの送迎係を買って出る。送迎中、意気投合して仲良くなって色んなことを教えてもらう。

自然食は、健康を目的にしては駄目だと教わる。
楽しく幸せになるために食事だけでなく日々の生活を送る大切さを知る。
その為には自分だけのことを考えるのではなく、周りの人や環境に対して感謝と思いやりの気持ちが必要。
危うく健康を目的とする店にするところだった。

2012年8月
「3回目の起業」

自然食農家レストラン「三心五観」を開業。

ただ単に食事を提供する店ではなく、食や農を通じて、お客さんと共に楽しみ、共に学び、みんなが幸せになれる持続可能なライフスタイルを築ける店を目指す。

2013年4月(36歳)
「大路を愛する仲間と」

大路を愛する地元の人、Uターン、Iターンの20~60代の老若男女、多種多様な有志メンバーが、大路地区を持続可能な地域にして、丹波市やその他の同じ問題を抱える地域のモデル地区になることを目標に、大路未来会議という任意団体を設立する。
もっと子育て世代の移住者に大路地区に通いよさを知ってもらうのと、荒廃する山林整備を目的に、同年から小学校の向かいの山を整備し、みんなでツリーハウスなどを作り、子供たちが自由に安心して遊べる「大路こどもの森」として、月に1回、「あそびの学校」という野遊びの学校を始める。

2013年12月(36歳)
「まさかの3人目」

まさかの次男誕生。上の子ふたりと違い、病院で産まず助産院で産んだり、洗剤で体は洗わず、予防接種も一切打たないなど最初からナチュラルに育てることにする。

自然を観て、自分自身を観て、生きてほしいという想いと
長女、長男が仏教用語由来だったので、観自在菩薩から「観自」と命名する。

2014年1月(37歳)
「苦し紛れのサスライプロジェクト始動」

神戸のラーメン屋時代は8坪足らずの店の家賃が12万、築10年の3LDKの賃貸マンションの家賃が12万、駐車場1台2万と固定費だけで月26万だったのが、住居兼店舗で10台車が停めれて25年ローンで月10万。
余裕をぶっこいてラーメン屋で成功したおごりがあって貯金はミルミル減っていく。
住居兼店舗にしたことにより固定費は抑えられたが妻といっしょにいる時間が長くなって喧嘩ばかり。
子供が小さく仕事もままならない。
気が付けば貯金ゼロ。
丁稚時代の先輩花田さんに借金する。
都会と田舎での商売のやり方が違う事に気づき、このままではヤバいと思い、経営コンサルタントを雇う。

マーケティングを学び、ブログやメルマガを始める。

レストラン営業だけの待ち営業だけでなく、大阪や神戸に料理教室や食、田舎暮らし、起業のセミナーなどに行き、サステイナブルライフにつながるセミナーで稼ぎながら店の宣伝活動を行う。
経営コンサルタントといっしょに田舎暮らしと起業の塾もはじめる。

今ではレストラン営業よりもセミナー業がメインになる。

2015年4月(38歳) 
「電磁波測定士取得」

食だけでなく住環境もサステイナブルライフを送る上で重要だと思い、住居兼店舗にも電磁波対策をしていたが、その時施工してくれた人のススメで電磁波測定士2級を取得。

以後、電磁波セミナーを行う。

2015年5月(38歳)
「38歳でたばこを始める」

事務仕事などでストレスがかかるとついついチョコを食べ過ぎてしまい、頭痛・肩こり・倦怠感に見舞われる。これではいけないと思い、チョコを控える為にたばこにシフトする。
たばこは一般的に体に悪いとされているが、それは数千種類の添加物が含まれているからで、自然と調和した生き方をしているネイティブアメリカンが本来吸っているたばこにはケミカルなものは含まれていないし、薬としてや神事でも使われているものなので体に悪いはずはないと思い、無農薬無添加の手巻き煙草を始める。
たばこのネガティブキャンペーンにも色んな意図がある。

2015年5月(38歳)
「河名さんの密談会で腹に落ちる」

三心五観に河名さんをお招きして、講演では話できない話をしてもらう。

過去にも河名さんをお招きしたり本を読んだり個人的に話を聴いたりしていたがこの会で腹に落ちた感覚があった。

・「清く富む」・・・求めずとも思えば過不足なく必要な分だけ自然に集まってくる豊かさ

・「一切の苦しみは浄化である」・・・浄化作用と言えば病気だけのように思うかもしれないが決してそうではない。

全ての悩み、苦しみの元はことごとく浄化作用である。

例えば人に騙されて損をする、火事で焼ける、けがや泥棒、家族の不幸、商売上の損や失敗、お金の苦しみ、夫婦喧嘩、親子兄弟の仲違い、親戚、知人との争いなど何もかも浄化である。

2015年6月
「新車1台ぐらいする波動を測定し調整できる機器を買う」

三人目の子供を妊娠中、妻は料理ができないので、弟のシェアハウスの住人のひとりに店の調理を任せる。

弟の大学の後輩で、ラーメン屋時代からの知り合いで、花田さんのところや河名さんのところへ短期間だったが修行に行かせていた。
その子のお母さんが波動を測定し調整できる機器(ニュースキャン)を持っていて、うちに遊びに来た時に家族全員に、それでセラピーをしてもらう。
受ける前は怪しいと思っていたが実際受けるととても正確で効果があり、対処療法の類ではなかったので、購入することに。
医者にも薬にも頼らない生き方を実践する上で最適で、家族だけでなくお客さんにもセラピーする。(最初からビジネスで使うつもりだったが・・・)

たばこを吸い始めたので肺などチェックするが全く問題ない。

2015年8月(38歳)
「牛乳の真実を知る」

日本で唯一無殺菌の牛乳を取り扱っている北海道の想いやりファームへ行き、社長の長谷川さんの話を聴く。

牛乳の真実を学び、今まで間違った解釈をしていたことに気づく。牛乳だけでなくモノの捉え方、生き方などにつながる話も聴けた。

2016年2月(39歳)
「フォレスト出版太田社長と出逢う」

フォレスト出版のメルマガで、フォレスト出版で本の書き方が学べ、出版できるというライターズアカデミーの募集を見て、エントリーしてみる。
一次選考に通り、2次選考で、太田社長と面談。
ライターズアカデミーの話はそこそこに、ポートランドや持続可能なコミニティーなどの話で盛り上がり、面談30分の予定が90分に。
まさか同じような事を考えていたなんてビックリ。
ライターズアカデミーは高額だったので入れなかったが「サードビジネス研究会」という勉強会に呼んでもらえ、刺激を受ける。

2016年7月(39歳)
「アドラー心理学の師匠と出会う」

「嫌われる勇気」というアドラー心理学の本に感銘を受け、いつかはアドラー心理学を学びたいと思っていると、

日本に初めてアドラー心理学を持ち込んだ人をサポートし、学会立ち上げたカウンセリング歴40年の女性と出逢い、カウンセリングを受ける。わかっているようでわかっていない自分自身の事が少しずつわかるようになる。

2016年12月
「チェーンソーの資格取得」

こどもの森を整備するため、大路未来会議の仲間とチェーンソー講習を受けて資格を取得する。

2018年4月
「組長になる」

組長と言ってもヤ〇ザの組長ではなく、地域の組長。
私の住む下三井庄には全部で8組あって、2年1期で、ほぼ順番で組長が回ってくる。
新参者で免れてきたが移住して6年となりいよいよ組長に就任する。

2018年7月
「古民家から再生プロジェクトスタート」

空き家が多いにも関わらず、空き家を保有する地元の人は、価値がないと思い、売りにも賃貸にも出しておらず、移住希望者がいても、住む場所がなく、若い世代の人口増の機会を損失している。そこでこれらの問題を解決すべく、大路未来会議で「あそびの学校」だけでなく、「古民家から再生プロジェクト」を2018年7月からスタートさせる。2018年に古民家を購入し、丹波市の丹波市空き家利活用地域活性化事業補助金300万円を得る。業者丸投げではなく、参加者を募り、DIYでリノベし、田舎暮らしを体験できる一棟貸しの宿・様々なイベントができるコミュニティースペース・移住希望者を管理人にできる管理人室・加工所などを作る予定。

2019年4月
「たった6秒で性格がわかるヴォイススキャン購入」

名前を6秒録るだけで、性格や普段無意識にしているモノの見方や解釈の癖、思考パターンが分析できるヴォイススキャンというソフトを購入。 

2019年10月
「人生で一番自分と向き合う」

静岡の伊豆で開催されたスマナサーラ長老のヴィパッサナー実践合宿に参加する。
合宿中は誰ともしゃべってもダメで、ひたすら自分と向き合う。

2020年4月
「今度はPTAの会長に」

組長の任期が終わった矢先、あみだくじに負けて、中学校のPTA会長になってしまう。
田舎は子供が少ないので、高確率でPTAの役員になる。

2021年6月
「サスライヴィレッジ569村開き」

2018年から始まった「古民家から再生プロジェクト」だったが
もらえるはずの補助金がもらえなかったり、コロナがあったりと思うようにリノベが進まなかったが、コツコツ未来会議の仲間とコツコツDIYして遂に民泊の許可も取得。
あそびの学校とリンクさせて「サスライヴィレッジ569」として再スタートを切る。


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