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UI/UXは、 保険販売チャネルにおけるDX時代の突破口と なり得るのか? 【Sasuke Financial Lab Inc. WHITE PAPER Series005】

UI/UX×保険販売チャネルのDX化についてに関する、ホワイトペーパーのリリース

Sasuke Financial Lab株式会社では定期的に「ホワイトペーパー」なる、保険業界/インシュアテックに関するレポートを定期的にリリースしています。

今回は、UI/UXが保険販売チャネルに対して与える影響について記載したホワイトペーパーを公開していますので、こちらのnoteにて紹介致します。

https://konohoken.com/news/white-paper-005-20230629/

日本の保険の販売チャネルにおけるDX化の遅れ

2023年現在、業界規模の割に、DX化が遅れている印象のある、日本の保険の販売チャネル。

理由として、対面販売を中心としたビジネスモデル、属人的なナレッジ、保険会社の組織構造、対面対応を望む契約者の存在、販売が対面でしか許可されていない商品、営業職員と顧客との関係性などさまざまな事情が存在しています。

また、DX化自体はプロバイダー側の保険会社側は進めていても、保険がオンラインで加入できることに対する認知、コンタクトポイントの少なさによる馴染みのなさも相まって定着しきっていない現状が存在しています。

上記、保険の販売チャネルのDX化の推進に対して、UI/UXがその推進力の鍵となりうるのか!?と言った問いに対して、

対面販売とオンライン販売のチャネル、それぞれにおけるUI/UXの違いと今後の可能性について考察した内容を記載しています。

自分に合った保険を、自分で選べる世界を。

Sasuke Financial Lab株式会社のミッションには、「自分に合った保険を、自分で選べる世界を。」というものが掲げられています。

他業界であれば、賃貸不動産業界であればsuumo、航空券ならexpediaなどでは既にこの、「自分に合ったxxを、自分で選ぶ」という体験は実現しています。

弊社サービスのコのほけん!などでも、こちらは取り組んでいる分野ではあるものの、事実、9割以上の生保の保険契約は個人で完結したものではなく、対面の販売員を通じて行われているものとなります。よって、2023年現在の日本においては、まだ、自分に合った保険が、自分で選べる世界が到達しているとは言い難い状況にあります。

DX化成功の鍵は、オンライン⇄オフライン

対面型販売で提供されていた、検討時の保障/補償理解(解説)、申込み時における契約事項の疑問解消、契約時の諸々の面倒くさいなどアシストなどの「伴走」的なUXが、ダイレクト型販売(オンラインで自己完結型の販売チャネル)においては、丸々抜け落ちているという課題を抱えています。

オンラインでの保険加入プロセスにおいては、上記の伴走的価値を付与するなど、体験そのものを変えていかない限り、申込用紙のWebフォーム化だけでは、保険販売チャネルのDX化の道は長いと考えられます。

他方、対面での保険の加入プロセスを入口として選びつつも、人間関係、セールスプッシュに由来する「ウザさ」を感じてしまった契約検討者が、それらのペインを解決すべく自らオンライン上でクロージングするようなルートが確保されている状態を用意することも、DX時代だからこそ可能であると考えています。

能動的で消極的なオンライン保険検討ユーザーの心理状態

KA法から導き出した能動性と消極性が混在した心理状態

弊社において、オンラインでの保険契約者からの聞き取り調査を行った結果、自身で入る保険は自身で選びたいという能動的な感情と、人に任せて最適な保険を選んでもらいたいという受動的な感情が相反して混在していることもわかりました。

これらの相反し、欲張りなユーザーの感情をしっかりと捉えたソリューションの提供こそが保険のDX化の決定打になると考えています。

Sasuke Financial Labでは、「自分に合った保険を、自分で選べる世界を」作っていく仲間を集めています。

プロダクトとして/プロジェクトとして、このミッションであり社会課題に対して、デザイン、エンジニアリング、マーケティング、ビジネス、セールス、バックオフィスなど多角的に解決向けて取り組んでいます。

保険業界、InsurTech、スタートアップ、自分で仕事を作りたい!そんな方がいればお気軽にご連絡下さい。

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ホワイトペーパー:『UI/UXは、保険販売チャネルにおけるDX時代の突破口となり得るのか?』のPDFをダウンロード

本記事の元となっているホワイトペーパー『UI/UXは、 保険販売チャネルにおけるDX時代の突破口と なり得るのか?』のPDFはコチラからDLください。



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