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弱みがある=強みがあると同義だと思う理由

みなさんこんにちは!
ショーゴです。

就活支援をしていると自己分析がうまくできなくて悩んでいる就活生に毎年よく出会います。中でも自分の強み・弱みといった個性を言語化できないという相談が多いと感じます。

悩んでいる人の共通点としては「自分に自信がない」「目立った活動をしてこなかった(と思っている)」人が多いのですが、ちょっとカウンセリングをしてみるとしっかり個性も考え方の軸もあって、ちゃんと整理できていなかっただけ、というのがほとんどです。

そこで今回は自分の強み・弱みの見つけ方についてまとめてみました。
就活生の方はもちろん、社会人の方にも参考になれば幸いです。

リフレーミングを知る

タイトルにも書いた通り、自分の強みと弱みはイコールであることがほとんどだと思います。ただ、それをどちらかの側面からしか見ていないだけだったりします。

どういうことかというと。
人事として面談やカウンセリングをする際に意識している方法の一つに「リフレーミング」という技術があります。

リフレーミング
ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指す。
Wikipedia より

同じ物事でも、人によって見方や感じ方は異なり、ある角度で見たらプラスになり、違う角度で見るとマイナスにもなる、ということですね。

例えば、40歳を迎えた時に人生80年と考えて、「あと40年しかない」と悲観的に考える人もいれば、「まだ40年もある」とポジティブに捉える人もいる、といった感じです。

自己分析における長所・短所も同じで、自分では長所と思っていることが他人から見たら短所に、逆に短所だと思っていることが他人から見たら長所になる場合がほとんど。つまり、本人がどう捉えるか次第ということです。

代表的な強み=弱み

では実際就職活動での強み・弱みだとどういうものが上げられるでしょうか。僕自身、よく見聞きするものを以下に上げてみたいと思います。

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明るくて元気いっぱい!という人は、見る人によっては「うるさい」「暑苦しい」となり得ますし、逆に自分はおとなしいんで…という人も、見る人によっては「思慮深い」「よく考えているよね」ともなります。

要は物事って自分がどう捉えるか次第なんですよね。
そして、言い換えると「相手にどう捉えてもらうか」次第でもあるということです。

自分の個性に合わせた自己分析

就職活動支援で相談に乗っていてよくあるのは「自分のダメなところばかり浮かぶけど、良いところが浮かばない」というケース。

それは、自分に自信が持てず、悲観的に物事を捉える価値観が癖付いていて無意識にそうさせているのだと思います。

じゃあ、そんな自分を根底の価値観から変えなきゃいけないのか。

人の価値観を根底から変えるというのは容易ではありませんし、いくつになっても自分の本質的な価値観というのはそのままだったりします。
無理に自分を曲げようとするのではなく、そんな自分を受け入れた上で付き合っていくのでいいと思います。

短所ばかり浮かぶ人は、短所をたくさん出してみて、その短所をリフレーミングして長所にすればいいと思います。自分でできなければ強み変換の部分は友人などに手伝ってもらうとスムーズだったりしますよ。(短所をたくさん出したものを友人に見せて強みワードに変換してもらう)

逆に短所が浮かばない人は強みをたくさん出して変換してみればいいですね。(もしそういう方がいましたらめっちゃポジティブで羨ましいです笑)

また、自分では見えていなかった個性を他人が知っていることも多いです。
自己分析だからといって一人で籠るのではなく、いろんな人とお互いに印象交換してみることで見えてくるものもあるのでオススメします。

強みと弱みは表裏一体。

要は物事の捉え方次第だということを理解するとちょっと気持ちが楽になるし、自己分析もスムーズに進むかと思います。よかったら意識してみてください。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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