僕が「ALLY(アライ)」として大切にしていること
みなさんこんにちは!
ショーゴです。
僕は「ALLY」です。
と言っても、何のことかわからない方もいらっしゃいますよね。
ALLY(アライ)とは「LGBT当事者たちに共感し、寄り添いたいと思う人」を指す言葉で、「仲間」や「同盟」を表す英単語のallyからそう呼ぶようになりました。
僕自身元々あまり他人の属性や背景を気にしない人だったのですが、現在人事顧問として入らせて頂いている株式会社JobRainbowと関わるようになってLGBTを取り巻く問題や当事者の気持ちなどを少しずつ理解できるようになっていきました。
その流れの中で「ALLY」という言葉を知り、自らSNSのプロフィール欄に載せたり名乗るようになったわけですが、名乗り出す前と後で大きな変化がありました。
例えば、採用の面接でお会いさせて頂いた求職者の方と雑談をしていた際に「佐藤さんって、ALLYと発信されている佐藤さんで間違い無いですよね?」と聞かれ、そうですよ、と答えるとご自身のセクシャリティについてカミングアウトされることがありました。
それも一度や二度ではなく、結構な頻度で。
当事者の方にお話を伺うと、皆さんから「ALLYと名乗って下さってありがとうございます」と言われ驚いたことを今でも覚えています。
自分の素の部分、本質的な価値観を話して良いものかどうか悩んでいる当事者の方は多く、正直に伝えて引かれたり、自分が傷つく思いをしたくないので、僕のようにALLYであることを名乗っている人に出会えると安心して話せるとのことでした。
もし、このnoteを読んで「私もALLYだよ」と感じた方がいらっしゃいましたら何かの場面で表明する、またはPCなどにさりげなくALLYシールを貼って下さるだけでもありがたいです。
ということで今回は、ALLY人事である僕がALLYとして普段から大切にしている主なことを5つご紹介いたします。
背景を限定する呼称を使わない
背景とは何かというと、生まれ育ちや性別、現在の環境などを指します。
不特定多数が見る場面や第三者に対して、背景を勝手に決めつけたような表現を使わないようにしています。
・彼氏、彼女(お相手の性別決めつけ) → 恋人
・旦那さん、奥さん(上記同様) → パートナー
・くん、ちゃん(性別決めつけ)※ → さん・名前呼び
など
(※くん・ちゃんは男女関係なく愛称として使う場合もある)
上記のような表現が代表的な例になるのですが、これらって意識していないと無意識で使ってしまっている場面が多いのではないでしょうか。
実は、別にLGBT・ジェンダー表現に限らず、こういった「無意識の決めつけ」って世の中のいろんな場面で発生しているんですよね。
・若者は常識がない
・シニアは頭がかたい
・女性は話が長い
・おじさんは臭い
・理系は男性が多く、文系は女性が多い
・毎日残業している人は仕事熱心
などなど。
イメージや先入観を持つことなく、相手の方と実際にお話しして直接向き合ってみることが大切だなと感じます。
いい意味で無関心でいる
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